■グッチ裕三が田川寿美とジョイントイベント。芸能活動40周年記念シングル「最後のプロポーズ」披露。息の合ったデュエットも
1978年に「ビジーフォー」を結成し、六本木を中心に活動を開始してから40年。現在は、タレント、歌手、料理愛好家として幅広いジャンルで活躍中のエンターティナー、グッチ裕三(66・長良マネジメント所属)が、芸能活動40周年記念シングル「最後のプロポーズ/きまっし加賀」(両A面シングル)を日本コロムビアから10月24日に発売したのを記念して同日、神奈川・小田原市の小田原ダイナシティで、同じ長良グループに所属の演歌歌手・田川寿美(42・長良プロダクション所属)とジョイントイベントを行った。
「最後のプロポーズ」は、グッチ裕三と30年来の親友である喜劇俳優・三宅裕司が作詞した熟年夫婦のラブソング。一方、「きまっし加賀」=「きまっし」は、石川県の方言で「おいで」という意味=は、グッチ裕三が「加賀市かがやき特命大使」に就任していることから加賀市をPRするために作られた楽曲で、その音頭バージョン「正調 きまっし加賀音頭」も収録。
オープンスペースに設置されたステージ前には、大勢のファンや買い物客が詰めかける中、フライパンをかたどったマイクを持ったグッチがオープニングテーマ「ボラーレ」を歌いながら登場。「本日はようこそお集まりいただきまして、そして数多い芸能人の中から私をご指名いただきまして誠にありがとうございます。会場は、お客さまの若さでムンムンしております。最初に申し上げておきます。僕は歌手です。板前じゃありません。最近、テレビでは料理ばかりやっています。しかも外食産業にも手を染めております。でも、あれは世を忍ぶ仮の姿です。本来は歌手です。今日は、そんな私の歌を聴いてください」とあいさつし、故・坂本九さんの大ヒット曲「上を向いて歩こう」をカバーした後、スペシャルゲストの田川寿美を紹介し、2人で昭和の名曲「幸せなら手をたたこう」を披露。
田川が「グッチ裕三さんは、同じ長良グループの大先輩です。多才な方です」と言えば、グッチ裕三は「またまた、やめてください。田川先生は紅白歌手です」と楽しいやりとりをしながら「僕は今日、寿美ちゃんと歌えるというのは光栄のイタリア料理…」とおちをつけると会場中が大爆笑。続けて「実は寿美ちゃんと僕は、デュエット曲を出しているんですよ」と紹介して「アモーレ・ミーオ」=昨年11月15日発売のアルバム「田川寿美全曲集 心化粧」に収録=をデュエット。
続いて田川が新曲「春よ来い」を披露した後、グッチ裕三が再登場し、新曲「最後のプロポーズ」について「三宅裕司さんが作ってくれた歌詞です。三宅裕司さんと飲みながら『大人の歌が歌いたい』という話をしていたら『おお、いいよ。すぐ作るよ』と言われて5年待ちました。三宅裕司さんは愛妻家で、天然な奥さんですが、その奥さんに愛を込めて作った歌です。三宅さんいわく、熟年離婚防止キャンペーンソングだそうです」と説明して同曲を熱唱。ファイナルは再びフライパンをかたどったマイクを持ってエンディングテーマ「ボラーレ」を歌い、軽妙なトークを交えながら最後まで楽しませた。
なお、グッチ裕三は12月17日にコットンクラブにて「グッチ裕三 with グッチーズ 芸能生活40周年記念クリスマスディナーショー」を開催予定。また、田川寿美は11月17日に浅草公会堂にて「田川寿美バースデーコンサート2018」を開催、グッチ裕三もゲスト出演する予定。
(サンニュース)
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