■田川寿美が東京・東郷記念館で新曲「春よ来い」発売記念イベント。ファン50人を招待。桜餅づくりにも初挑戦
昨年6月28日発売の大ヒットシングル「心化粧」に続く33枚目のニュー・シングル「春よ来い」(詩・石原信一、曲・幸耕平)を日本コロムビアから4月11日に発売する演歌歌手・田川寿美(42)が同10日、東京・原宿の東郷記念館で新曲発売記念イベントを開いた。
今度の新曲は、メジャー調の明るく前向きな女心をうたった作品で、発売に先がけて3月28日、桜が満開の桜神宮(東京・世田谷区)を参拝し、大ヒット祈願を行った。
会場には、抽選で選ばれた熱烈なファン50人を招待。ヒガンザクラを両サイドに配した特設ステージに立ち、「皆さん、いい春を過ごされていますか? お花見はされましたか? 私も近所の桜を見て過ごしましたが、最近は枝に咲いている桜よりも幹のところに小さく咲いた花を見ると生命力の強さを感じて、ああ、可愛いなあ、いい春だなあとつくづく感じます。本日は、新しい歌を発売するにあたって、皆さんにこうしてお越しいただいてうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔であいさつし、前作「心化粧」をはじめ、新曲のカップリング曲「東京ワルツ」、新曲「春よ来い」の全3曲を熱唱。
「『女…ひとり旅』から始まって、26年間のあいだに一つの自分の指定席をつくりたいなという思いで『哀愁演歌』を歌い続けてきましたが、気がついたら一巡りしてきたので、改めていままでやったことのない作品、ちょっとでも親しみを感じていただけるような歌があるといいねということでスタッフの皆さんが『心化粧』という素敵な作品をつくってくださいました。今回も、『春よ来い』といういい歌と出合えて本当によかったなと思います」
また、春の季節にちなんで、桜餅づくりにも初挑戦。東京・文京区にある和菓子店「和菓子薫風」の店主で、和菓子プランナー・つくださちこさんの指導のもと、「桜餅には関東風と関西風がありますが、寿美さんが和歌山のご出身なので、(材料を)関西風でご用意させていただきました。桜の塩漬けの葉っぱを巻くのは一緒なのですが、あんを巻く生地が関東風はクレープのような生地、関西風は道明寺というお餅で巻きます」といった説明を受けながらエプロン姿の田川が真剣な面持ちで桜餅づくりに挑み、「関東風と関西風の違いがわかって勉強になりました。出来映え? 3つ作りましたが、コツがわかってきて3つ目が一番いい出来ですね」とニッコリ。
完成した桜餅を見て、つくださんは「満開の桜のような出来ですね」と絶賛すれば、田川は「桜餅づくりって、楽しいですね。自分の手づくりのもので人様が喜んでくださる顔を見るのっていいものでしょうね」と笑顔を見せていた。
そして、「この新曲を聴いて、様々な日常の中からちょっとでも明るい気持ちになっていただけたらうれしいですね。前作『心化粧』がいい形で皆さんに支持していただけたので、今年はこの新曲を大ヒットさせ、紅白復帰を目指したいです。応援してくださっているファンの方々の春は、きっと年末の紅白で私が歌っている姿を見ていただくことなのかなと思っています」と話していた。
(サンニュース)
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