■原田悠里が東京・錦糸町のセキネ楽器店頭で新曲「無情の波止場」発売記念イベント。目標は演歌界の金メダル
デビュー36年目を迎えた演歌歌手・原田悠里(63)が、51枚目のニュー・シングル「無情の波止場」(詞・石原信一、曲・岡千秋)をキングレコードから2月28日に発売したのを記念して同日、東京・錦糸町のセキネ楽器店頭で新曲イベントを行った。
この日は、新曲の発売日に合わせて午前10時から都内&近郊のCDショップ全8カ所で店頭イベントをスタート。小岩の音曲堂を皮切りに、亀戸の天盛堂、錦糸町のセキネ楽器店、赤羽の美声堂、埼玉・蕨市のミヤコ、東十条のミュージックショップ ダン、浅草の宮田レコード、同・ヨーロー堂まで約8時間をかけて実施。
その3カ所目となる同店では、大勢のファンや通行人たちが店頭の特設ステージ前に詰めかける中、新曲「無情の波止場」を情感たっぷりに披露し、「今日は、早いもので2月の最終日でございますが、私はこの2月28日発売の『無情の波止場』という歌で新たなスタートを切らせていただきました。今日は錦糸町の駅前の広い場所で、久しぶりに熱唱させていただきました。明るく元気な応援歌が多いのですが、今回は、得意の笑顔は封印です。悲しい別れの歌でございます。別れにはいろんな別れがあると思います。お昼に会って、『じゃあ、夕方ね』という別れもあれば、『2、3年頑張ってくるよ』『じゃあ、いってらっしゃい』という別れもあるかもしれません。もしかしたら2度と会うことができない永遠の別れもあるかもしれません。私はこの歌の中には、そんな深い深い別れがこもっているのではないか、いつでも人はいろんな別れを乗り越えて頑張って生きていこう、そんな思いもお届けできたらと思いながらこの歌を歌っております。これから『無情の波止場』、頑張って歌ってまいります」とアピール。
また、同店での店頭イベントが今年で10年目を迎えたことに対して関根正己社長から「金メダル」のレプリカがプレゼントされ、「今年は36年目という新たな節目の年でして、北島三郎師匠にあやかって〝サブローイヤー〟いうことで、原田悠里も金メダルを目指して頑張ります」と意欲を燃やした。
そして、「〝無情〟というような言葉がタイトルにつくのは初めてでして、心をえぐるような別れですが、人生には出会いの数だけ別れがあります。簡単な別れもあれば、せつないせつない別れもあります。そんなせつない別れを乗り越えて人生を頑張って生きていこうという、私にとってはこの曲も応援歌に聞こえます。皆さんが『涙 涙 涙』と3回繰り返すフレーズが印象に残ると言ってくださいますが、私はドラマチックな情景が浮かんでくるところがこの歌の一番のよさではないかなと思っています」と話していた。
今回、同店から金メダルで表彰され、「平昌オリンピックはテレビでよく見ていました。カーリング女子が可愛くて、『そだねー』という言葉に親しみが湧きました。また、羽生結弦さんのすばらしい功績、高木美帆さん、小平奈緒さんの頑張りなどに勇気をいただきました。私もこの演歌界で金メダルを目指したい」と熱く語っていた。
来る3月4日には、東京・ホテル雅叙園でディナーショーを開く。
(サンニュース)
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