■大月みやこがペンギンたちの前で新曲「流氷の宿」発売イベント。自らプロデュースした「流氷ビール」も披露
今年でデビュー53年目を迎え、「平成29年春の叙勲」で「旭日小授章」も受章して活躍中のベテラン演歌歌手・大月みやこ(71)が9月14日、東京・池袋のペンギンがいるBARで新曲「流氷の宿」発売記念イベントを開いた。

今度の新曲はキングレコードから9月6日に発売され、発売日当日に1万5000枚を超える売り上げを記録。有線チャート1位を獲得するなど、早くも大きなヒットの兆しを見せている。
この日は、本物のペンギン4羽が来店客を出迎えるという癒やしとくつろぎに満ちた空間づくりをコンセプトにしたバーでの異色イベントを行うことになったもので、大勢のマスコミ陣が詰めかける中、新曲を熱唱。合わせて、日本の歌謡曲とビールをこよなく愛する大月が自らプロデュースしたビアカクテル「流氷ビール」(税抜き800円)=同店で9月限定販売=を披露。

関東では初めてペンギンがいる店として人気を集め、連日賑わいを見せているが、そんな話題の店で元気に動き回るペンギンたちを見て、「思っていたよりも小柄で本当に可愛らしいですね。ペットにしたいくらいです」と大はしゃぎしながら「今回は『流氷の宿』という曲なので、その空気を少しでも皆さんに味わっていただこうということでわがスタッフが苦心して探したこのお店で発売イベントをやらせていただきましたが、ペンギンがあまりにも可愛くてびっくりしました」。
新曲は、過去を棄て、流氷の地で最後の恋にかける儚い恋物語をスケールの大きな曲調で歌い上げた王道演歌で、「大月みやこならではの世界をドラマチックにつくっていただきました。大月のこの声で、このドラマをこんなふうに表現できるのかしらということを皆さんの心の奥に届けたいという思いでいっぱいです。残念ながら今年2月に船村徹先生が旅立たれましたが、先生は私にとって大月の世界をつくっていただき、指し示してくださった恩人です。そんな船村ワールドを継いでいかなければいけないと、作曲の弦哲也先生が賛同してくださってつくってくださったのが今回の作品です。詞のほうは、岡田冨美子先生が大月みやこの、前を向いて凜として生きていく世界をドラマチックに書いてくださいました。今年後半は、またファイトをいただけるような楽曲にめぐりあうことができました。まだまだ何かあるだろうなと期待していただけるような歌い手でありたいと思っています」と話していた。

発売と同時にすこぶる評判がいいそうで、「私も明らかに確信できるほどいい感触を味わわせていただいています。大月の世界だと言っていただける、それが何よりもうれしいです。自分自身、歌いながらいつも感動しています」。
また、ビアカクテルについては「新曲の世界観をイメージしながらビールをドラマチックにつくってみました。きっとおいしく飲んでいただけると思います。私はビール党ですし、何杯でも飲めそうです」とPRしていた。
来る11月15日には、東京・三越劇場で恒例の秋のコンサートを開催。船村徹さんとペギー葉山さんのコーナーが見どころになるそうだ。
(サンニュース)
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