■「みんかよ音楽祭」で佳山明生、梓夕子、川神あいら全10アーティストが競演
「みんかよ」の愛称で知られ、創刊15周年を迎えた演歌・歌謡曲系の月刊フリーペーパー「みんなの歌謡曲」(発行人・安松明)が主催する「みんかよ音楽祭」が8月21日、東京・豊島区の南大塚ホールで開かれ、「氷雨」の大ヒットで知られる佳山明生(65)らベテランから新人まで演歌・歌謡曲系アーティスト全10人による華やかで楽しい音楽祭が繰り広げられた。
同音楽祭は、一昨年2月からスタートし、今回が7回目。毎回、多才な顔ぶれの歌手たちの歌がたっぷりと聴けるとあって、多くのファンたちの人気を博している。
今回は、佳山をはじめ、梓夕子、野上こうじ、川神あい、JIN、竹村こずえ、橘あきら、キソン、小川夏輝、高木ちえ美の全10人が出演。
約260席の会場はそれぞれのファンたちで満席となり、司会者・ナナオと歌手・高木ちえ美が司会・進行役を務める中、佳山の「氷雨」でオープニングの幕を開け、JINが「泣かないで」、竹村が「おんな三味線ながれ節」、橘が「袋田温泉~哀愁のラブソン」、キソンが「希望のアリラン」、小川が「ただ、会いたい~母へ~」、高木が「未練でしょうか」、野上が「赤いラナンキュラス」、川神が「浮気したでしょ」、梓が「冬恋かなし」などを熱唱。
中盤のデュエットコーナーでは、佳山と梓が「麦畑」、野上と川神が「三年目の浮気」を息もぴったりにデュエット。
そして、トリを務めた佳山は「『みんかよ音楽祭』に私は、今回で3回目の出演をさせていただきましたが、若い人たちもみんな頑張っていますので、皆さんもぜひ応援してあげてください」とあいさつし、カバー曲から斉条史朗の「夜の銀狐」、堀内孝雄の「恋唄綴り」、7月6日発売のニュー・シングルで、歌手生活44(しあわせ)周年記念曲「夢には夢を 花には花を」などを歌い、出演者全員で全40曲というバラエティーに富んだプログラムで3時間15分にわたって客席を楽しませた。
(サンニュース)
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