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■芹洋子がステンドグラス作品展に2作品出展。27日まで開催。その一つを大分・竹田市の法華院温泉山荘に寄贈

公開日: : ニュース

最新アルバム「山は心のふるさと~山の日制定記念~」(発売・キングレコード)が好セールス中の歌手・芹洋子(65)が、「第17回 彩の会ステンドグラス作品展」(主催・ステンドグラス 彩の会)に自作の2作品を出展することになり23日、東京・銀座の銀座アートホールで両作品をお披露目した。

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その作品は「LOVE CAT」と「山は心のふるさと」。「LOVE CAT」は、大の猫好きで知られる彼女が、猫への思いを込めて創作。また、「山は心のふるさと」は、大ヒット曲「坊がつる讃歌」発祥の地である大分・竹田市の山荘「法華院温泉山荘」をモチーフに創作したもの。

「LOVE CAT」とは、14年間、一緒に暮らした愛猫の名前だが、同作品は別の猫をモデルにして2年前から創作。「わが家の猫が昨年12月5日に亡くなり、一時はショックで作品づくりができなくなってしまったのですが、徐々に元気を取り戻しながら完成させました。『山は心のふるさと』のほうは、今年1月から作り始めまして、この11月に入ってようやく完成しました」

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ステンドグラスと出合ったのは、いまから20年ほど前。1992年、交通事故に遭い、外傷性くも膜下出血で入院し、一時は歌手生活も危ぶまれたが、懸命なリハビリによって復帰。

「歌以外でも自分が表現できるものがあったらいいなと思っていたころ、私が20年前からいまも通い続けているステンドグラス工房『彩の会』(千葉・市川市)が主催の作品展に立ち寄って作品を見せていただいたのですが、見ているうちにステンドグラスの美しさにいっぺんに魅せられてしまいまして、それから自分でも作品を作るようになりました。大きな作品では、これまでに40点以上創作しています」

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現在は、人にも教えるほどの腕前で、「歌とステンドグラスは、一生、やめることはできません」という彼女がこの1年をかけて作り上げた「山は心のふるさと」を、今回の展示会終了後、「法華院温泉山荘」に寄贈する。
「山小屋というのは暗くて寂しいところですので、そこに少しでも明るさを提供できればいいなと思って贈らせていただくことにしました。法華院温泉山荘のご主人は、『坊がつる讃歌』を発売したとき、一生懸命応援してくださり、去年もそこでコンサートを開くなど大変お世話になった方でして、そのお礼の意味も込めてぜひこの作品をプレゼントさせていただきたいと思って作ってきました。そのご主人が先日、お亡くなりになり、本当に寂しいです…。それに、完成した作品を見ていただけないのがとても残念です。でも、山荘にこの作品を飾っていただいて、山登りする方々に少しでも心の癒やしにしていただけたらうれしいですね」

同作品展は、11月27日まで開催。
芹洋子のステンドグラスに興味がある方は、現在、キングレコードのホームページにある「芹洋子 ガラス工房アクセサリーショップ」で、ネックレス、ブローチ、イヤリング、ネクタイピンなど小物を中心にネット販売中。

(サンユース)

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