坂本冬美が大ヒットシリーズ第6弾「Love Songs Ⅵ」発売記念ライブ。話題の「片想い~」初披露
最新シングル「風うた」がロングセラー中で、大みそかの「NHK紅白歌合戦」に今年で27回目の出場を決めた演歌歌手・坂本冬美(48)が、「Love Songs」と銘打った大ヒットシリーズの最終章となる第6弾アルバム「Love Songs Ⅵ~あなたしか見えない~」をユニバーサルミュージックから11月25日に発売したのを記念して24日、東京・渋谷区のけやきホールでスペシャルクリスマスライブを開いた。
同アルバムは、2009年1月発売のシングル「また君に恋してる」の大ヒットに端を発して、同年10月に初のJ―POPのカバーソングアルバム「Love Songs~また君に恋してる~」を発売。それが大ヒットして以来、シリーズ5作を発売し、トータルで70万枚突破を記録。
今回の新作は、シリーズ第6作目で、1960年代に日本で和製ポップスとして流行した洋楽曲をカバー。全12曲が収録され、ラストトラックにトータス松本とデュエットした「L―O―V―E」が入っていて、好評を博している。そのアルバムを購入した人の中から約3000通の応募があり、抽選で150人を招待し、一夜限りのプレミアムライブを行うことになったもの。
「3000通の応募というのはすごいですね。今回のライブでは、いま『いいちこ』のTVCMで流れている『片想いでいい』を初めてステージで歌わせていただきますが、この曲は6分ぐらいあって、途中で切ることができませんので、もしかしたら(ステージで歌うのは)これが最初で最後になるかも…。この曲はゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが作詞・作曲された名曲ですが、鬼龍院さんからは『お好きなように歌ってください』と言われていますので、今日はじっくりとファンの皆さんに聴いていただきたいですね」
150人の熱烈なファンが詰めかける中、同アルバムからザ・ピーナッツの「情熱の花」をはじめ、「砂に消えた涙」「雪が降る」「悲しき雨音」、それに大ヒット曲「また君に恋してる」など全14曲を熱唱。アンコールの最後では、11月下旬から焼酎「いいちこ」のTVCMとしてオンエアされ、問い合わせが殺到中の「片想いでいい」(いいちこTVCM2015麹プロジェクト篇)=前日から配信スタート=を初披露し、最後まで満員のファンを楽しませた。
その中で「この『Love Songs』シリーズは、最初のころから押さえて歌え、感情を入れるな、演歌っぽくなるな、ためるなというふうにディレクターから言われて私なりに葛藤がありました。最初のころは、ぶつかり合いのレコーディングでもありました。でもようやくいまになって、こういうふうに言っているんだということが少しわかってきて、この6年間で本当にいい勉強をさせていただきました」と話していた。
来年1月20日には、デビュー30周年メモリアルイヤーのリリース第1弾として「『道』~坂本冬美30周年記念オールタイムベスト~」が発売。「この『Love Songs』シリーズは今回で終了しますが、来年は30周年ですので、また新たな気持ちで頑張っていきたい」と話していた。
(サンニュース)
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