島津悦子が金沢市でクリスマス&バースデーショー。新曲「人生天国」初お披露目。山本譲二とデュエットも
今年でデビュー28年目を迎えた演歌歌手・島津悦子(53)が22日、石川・金沢市のホテル日航金沢で「島津悦子クリスマス&バースデー」と銘打ったディナーショーを開いた。

金沢の男性の元に嫁いで13年。東京と金沢の両方に居を構え、両県を行ったり来たりしているが、石川県のほうでは昨年、「石川県観光大使」に任命され、北陸新幹線が金沢まで開業した今年3月14日、東京発一番列車「かがやき501号」の乗客を同大使としてホームで出迎え、大きな話題を呼んだ。

そんな地元・金沢でのクリスマス&バースデーショーに520人の熱烈なファンが詰めかける中、金沢を舞台にした「浅野川春秋」をはじめ、「安曇野の雨」「深川情話」、ご当地ソングメドレーから「おんなの日本海」「あずさ川」「金沢の灯よいつまでも」、現在好調の最新シングル「鶯~うぐいす~」(今年5月27日発売)、それにこの日が初お披露目となる来年1月13日発売の新曲「人生天国」(詞・下地亜記子、曲・弦哲也、発売・キングレコード)と同カップリング曲「べらんめえ」などメドレーを含めて全18曲を熱唱。

そのニュー・シングル「人生天国」について「一言で言いますと、人生の応援歌でして、宴会にも向いている明るい歌です。元気が出る歌で、私自身も元気をもらっています。人生は、いいことばかりではなくて、悲しかったり、つらかったり、苦しかったり、思い悩んだりすることのほうが多いと思いますが、そんなときでも明るく笑顔で生きていきましょうという歌でして、どんなことでも笑顔で過ごしていればきっといいことにつながっていくよという応援歌です。健康体操として、この歌に合わせて皆さんと一緒に体を動かしていくようなライブもやっていこうかなと思っています」とアピール。
また、演歌歌手・山本譲二が東京から応援に駆けつけ、饒舌なトークも交えながら会場中を盛り上げ、島津と「渋谷川」(山本譲二と城之内早苗のデュエット曲)をデュエットする場面もあり、最後まで大勢のファンを楽しませた。

山本譲二とディナーショーで共演するのは今回が初めてで、「昔から山本譲二さんのファンでして、ぜひ一度ご一緒したいなと思ってラブコールを送ったところ快くOKしてくださり、共演が叶いました」と感激。そんな彼女も今月24日に54歳の誕生日を迎えるが、「ついこの間、50歳を過ぎたかと思っていたらもう54歳ですから、早いですよねえ。でも、年齢を重ねていっても常に新鮮な島津悦子でいたいなと思っています」と笑顔を見せていた。

今年1年を「石川県観光大使として『北陸新幹線・かがやき501号』をお迎えできたことが一番の思い出です。石川県のことを歌った私のオリジナル曲『かがやきパラダイス』も老若男女のたくさんの方々に聴いて歌っていただいていますし、歌を通じて少しでも石川県のお役に立てているのがうれしいですね」と振り返りながら「再来年が30周年になりますが、来年はそのプレ30周年の年でもありますので、今度の新曲『人生天国』を大ヒットさせ、『人生天国』一色にしたい。たった一度の人生ですから明るく元気に生きたい」と張り切っていた。
(サンニュース)
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