■「大川栄策歌謡塾」主催のカラオケ発表会&コンサート。大川栄策が自ら歌唱指導も
新曲「忍ぶの乱れ」(発売・日本コロムビア)が好調の演歌歌手・大川栄策(68)が14日、東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館・けやきホールで「第一回 大川栄策歌謡塾主催 カラオケ発表会&大川栄策ショー」を開いた。
「大川栄策歌謡塾」は、歌の技術向上を目的にして大川自身が2015年6月に開講。その大川と、プロ演奏家として活動するインストラクターたちが、塾生が希望する曲をそれぞれの個性と能力に合わせて、生ピアノで丁寧に個人レッスンするというもの。
この日は、同歌謡塾が初めてお披露目するカラオケ発表会で、大川やレコード会社ディレクターらが審査する中、出場者80人がそれぞれの希望曲を一人ひとり披露。
続いて、「大川栄策ミニミニ公開レッスン」と銘打ち、大川自らが、発表会に出場した80人の中から抽選で選ばれた3人の歌唱指導を行った。
その後、「大川栄策ショー」を開き、「今日は、皆さんの個性豊かないい歌を聴かせていただき、改めていい勉強をさせていただきました」とあいさつし、新曲「忍ぶの乱れ」をはじめ、「昭和放浪記」「はぐれ舟」「目ン無い千鳥」「人生劇場」「男の桟橋」、それに大ヒット曲「さざんかの宿」「など全17曲を熱唱した。
その中で、「さざんかの宿」を作曲した故・市川昭介さんや恩師の作曲家・古賀政男さん、作詩家・サトウハチロー先生らの思い出話などをしながら「今日は母の日ですが、古賀先生もお母さんが絶対的な存在でして、そのお母さんが亡くなられてから『寂しい、寂しい』といつも言ってらっしゃいました。私は18歳のころ古賀先生に弟子入りして、先生が一人で涙を流されている姿を拝見していました。ところで、私の(作曲家としての)ペンネームが『筑紫竜平』で、みんなから相撲取りの名前みたいだと言われていますが、今日が(大相撲の)初場所です。以後、お見知りおきのほどよろしくお願いします」と話していた。
(サンニュース)
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