■水森かおりが新曲の舞台、新潟・阿賀野市で一日阿賀野警察署長＆瓢湖あやめまつり歌唱イベント
デビュー21年目を迎え、通算24枚目の最新シングル「越後水原」（えちごすいばら）＝徳間ジャパンコミュニケーションズから３月29日発売＝が、オリコンウィークリーランキング初登場総合５位にチャートインして大ヒット中の演歌歌手・水森かおり（42）が19日、新潟・阿賀野市で一日阿賀野警察署長＆瓢湖あやめまつり歌唱イベントを行った。
新曲の舞台、新潟・阿賀野市にある「社会福祉法人かがやき福祉会」の体育館で同会主催の「阿賀野市特殊詐欺被害防止大会」＝同市内で多発している特殊詐欺被害（おれおれ詐欺等）をテーマに、安全で安心して暮らせる地域社会の実現を目指して、今後、市民が同被害に遭わないよう被害の現状や対策を知ってもらうために実施＝が開催。
約５００人の地元市民らが参加する中、一日警察署長委嘱式が行われ、「阿賀野市観光親善大使」（同市では第１号）＝「にいがた観光特使」にも任命＝を務める水森は、高橋明秀・阿賀野警察署長から一日署長を任命。
制服を着て一日警察署長を務めたのは、２００３年発売の「鳥取砂丘」のとき以来だそうで、「今日は、非常に光栄です。制服姿？ 自分ではよく似合っているなと思いますが（笑）、気持ちが引き締まる思いです」。
そして、「実は、昨年、うちの実家に還付金詐欺の電話がかかってきました。母が電話を受けたのですが、そこにちょうど父が帰って来まして、電話口で『おかしい。詐欺じゃないか』と話していると、先方から電話を切ってしまいました。もし母が一人だったら被害に遭っていたかもしれません。その話を聞いて、一人で解決しないで、ご家族やお友だちに相談したほうがいいなと思いました」と、自らの体験談を語った。
一日署長としては「阿賀野市の皆さん、防犯対策に鍵かけをしていますか。鍵かけは誰にでもできる防犯対策です。もう一つ、皆さんにお願いです。おれおれ詐欺などの特殊詐欺には十分お気をつけください。阿賀野市内では、今年に入って２件のおれおれ詐欺の被害が発生しています。みんなで声を掛け合って犯罪のない阿賀野市にしましょう」と呼びかけ、最後に予定がなかった新曲『越後水原』をアカペラで歌って参加者を喜ばせた。
その後、瓢湖あやめ園で開催中の「第35回瓢湖あやめまつり」（６月11日～６月26日）にゲスト出演し、２１５種類、約50万本のあやめが咲き誇る同園の特設野外ステージで、約１８００人の観光客や地元ファンらが見守る中、新曲「越後水原」や大ヒット曲「鳥取砂丘」など全４曲を熱唱。「瓢湖が見渡せるこのステージで歌わせていただいてうれしかったです」と笑顔を見せていた。
７月６日には、テレビ東京系アニメ「ふるさと再生 日本の昔ばなし」のオープニングテーマ「ふるさとほっこり村」（アニメ作品を歌うのは初めて）をカップリングに収録した特別盤「越後水原～特別盤～」が発売。
（サンニュース）
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