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■長良グループ「夜桜演歌まつり」が葛飾区で開催。山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよしら全13組が出演

毎年、桜の季節に東京23区を23年かけてまわる長良グループ主催の演歌活性化のための一大イベントで、今年で17回目を数える「第十七回・長良グループ 夜桜演歌まつり~熱唱 春の祭典スペシャル~都内23区・23年をかけて……」が14日昼夜2回、東京・葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで開かれた。

夜桜演歌まつり(その1)

今回は、山川豊(57)をはじめ、田川寿美(40)、水森かおり(42)、氷川きよし(38)、岩佐美咲(21)、はやぶさ=ヤマト(22)、ヒカル(29)、ショウヤ(22)=、藤野とし恵(69)、椎名佐千子(33)、市川由紀乃(40)、それにスペシャルゲストの中村玉緒(76)、山本リンダ(65)、ささきいさお(73)、グッチ裕三(64)の4人を含む全13組が出演。

夜桜演歌まつり(その2)

 約1300人=昼夜で約2600人動員=のファンが詰めかける中、出演者全員で「東京音頭」を歌ってオープニングの幕を開けた後、山川が「早いもので、17回目です。今日もたくさんの方にお越しいただきました。最後までごゆっくりとお楽しみいただきたいと思います」、田川は「葛飾といえばフーテンの寅さんで有名で、私も好きな街ですが、今日は楽しみにしてまいりました」、水森は「今日もよろしくお願いしま~す」、氷川きよしは「今日は楽しく歌わせていただきたいと思います」などと笑顔であいさつ。

 山川豊が「螢子」「再愛」、田川寿美が「女…ひとり旅」「倖せさがし」、水森かおりが「鳥取砂丘」「越後水原」、氷川きよしが「きよしのズンドコ節」「みれん心」、はやぶさが「エボレボ!」、岩佐美咲が「ごめんね東京」、市川由紀乃が「心かさねて」、椎名佐千子が「出船桟橋」、藤野とし恵が「路地裏しぐれ」、スペシャルゲストのグッチ裕三が「オンリーユー」、山本リンダがメドレー「どうにもとまらない」他、ささきいさおが「宇宙戦艦ヤマト」などを熱唱。

夜桜演歌まつり(その3)

 中盤で、もう一人のスペシャルゲストの女優・中村玉緒と山川豊が、都はるみのヒット曲「ふたりの大阪」をデュエットし、客席を盛り上げた。

 ファイナルは再び出演者全員で同イベントのテーマ曲「夜桜」(山川豊のオリジナル曲)を歌って、全25曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。

 公演終了後、中村玉緒は「今回は私のほうから出させてほしいと無理に言って歌わせていただきました。男みたいな声だったので山川さんがびっくりしたようです」、山川豊は「あの低音が出るのはすごいです。普通は出ませんから…」と絶賛。

夜桜演歌まつり(その4)

 中村玉緒は「来年は、ミニスカートをはいて出ようかしら(笑)。私はこの中で年齢も一番上ですが、長良プロダクションが創立して一番目に入らせていただきました。こんな家族のような温かな雰囲気の事務所はほかにはない、誇りだと思っています」とうれしそうだった。

 また、日本文化を紹介する「JAPAN EXPO」(7月7日~10日)がフランス・パリで開催され、そのオフィシャルステージに演歌・歌謡曲系アーティストとしては初めて岩佐美咲とはやぶさがゲスト出演するが、水森かおりは「『夜桜演歌まつり』をパリでやりたいですね」と話していた。

(サンニュース)

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