■黒川真一朗が群馬・こんにゃくパークで新曲「こんにゃく野郎」を披露。施設内の工場でこんにゃく作りを初体験。
昨年、デビュー20周年を迎え、新曲「こんにゃく野郎」(詞・有島司、曲・水森英夫)=徳間ジャパンコミュニケーションズから7月23日発売=が、オリコン・デイリー演歌チャート初登場2位を獲得して好セールス中の演歌歌手・黒川真一朗(52)が17日、群馬・甘楽町(かんらまち)の「こんにゃくパーク」で歌唱イベントを開いた。

「こんにゃくパーク」は、日本の伝統食材「こんにゃく」のテーマパーク=工場見学、こんにゃく作り体験、ショップ、無料バイキング、足湯、観覧車がある施設=としてオープンし、今年で10周年を迎え、来場者数が今年7月に700万人を達成。そんな人気スポットを訪れた黒川は、敷地内の特設野外ステージで大勢のファンが詰めかける中、新曲「こんにゃく野郎」をはじめ、前々作シングル「東京演歌」、昭和の人気学園ソングから「美しい十代」「高校三年生」などメドレーを含む全7曲を熱唱。合わせて、同ステージ横にある「運玉神社」でヒット祈願を行い、「『こんにゃく野郎』が大ヒットしますように!」と記した絵馬に大ヒットを託した。

その後、施設内にある工場でこんにゃく作りを初体験。こんにゃく粉を力強く練り上げた後、それを鍋に入れて煮込み、出来たてを試食した黒川は「おいしい!」を連発しながら「こんにゃくがこんなにもおいしいなんて…」と驚きの声を上げた。同所を訪れたのは今回が3回目だが、この日、初めてのこんにゃく作りに挑戦し、「(こんにゃく粉を)まぜるのがすごい重労働でしたね。この新曲を出す前は、年に数回しかこんにゃくを食べていなかったのですが、今回、こんにゃく作りを体験してみて、こんなにも大変な作業だということを初めて知りましたし、自分で作ったこんにゃくがあまりにも美味しかった(笑)ので、家でも自分でこんにゃくを手作りしてみたいなと思いました」。
新曲「こんにゃく野郎」は「師匠の水森英夫先生から最初、この作品をいただいたとき、タイトルを見て驚きました。これを俺が歌うのか…と(笑)。でも、曲を聴いてみると水森先生の十八番のメロディーですし、詞の内容も素敵で、歌えば歌うほどいい作品をいただけたなと感謝しています」。

新曲「こんにゃく野郎」は「師匠の水森英夫先生から最初、この作品をいただいたとき、タイトルを見て驚きました。これを俺が歌うのか…と(笑)。でも、曲を聴いてみると水森先生の十八番のメロディーですし、詞の内容も素敵で、歌えば歌うほどいい作品をいただけたなと感謝しています」。
また、「こんにゃくはおいしい食材ですが、それを人にたとえると、いい加減で優柔不断のようなイメージがありますが、そんな主人公を描いた詞に、水森先生が明るく楽しいメロディーをつけてくださいました。歌詞の中に『角がなければ 芯もない』というフレーズがありますが、こんにゃくを作る人の大変さがわかって、逆にそれがよかったなと思います。歌の中の主人公は、表向きはふにゃふにゃしているけれども、心の中では、家族の有り難みがわかっていてもなかなか自分からは言い出せない。そんな主人公は、ふにゃふにゃしていても芯はちゃんとあるということを、今回のこんにゃく作りの体験から理解することができました」。
一方、新曲のカップリング曲「かあさんへ」は、演歌歌手・吉幾三が作詞・作曲。「吉さんには別の曲を作っていただいていたのですが、吉さんから『黒川はこの曲が一番合っているので、自分の曲として出してみろ』と言われて、歌わせていただくことになりました。この曲を歌うたびに母の顔が思い浮かび、涙が出そうになります」と話していた。
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