■10回目の「長良グループ 演歌まつり2017」の東京公演で、山川豊、田川寿美、水森かおり、氷川きよしの4人が共演
今年で10回目を迎える「長良グループ演歌まつり2017」が19日昼夕2回、東京・渋谷区のNHKホールで開催され、山川豊(58)、田川寿美(41)、水森かおり(43)、氷川きよし(39)の人気演歌歌手4人が共演した。
同公演は、2月5日に名古屋・愛知県芸術劇場、同11日に大阪・フェスティバルホール、そして同東京公演と、全国3カ所で行われ、合わせて1万7600人を動員。
3600席の客席は、昼夜ともに熱烈なファンで満席の中、全員で「上を向いて歩こう」を歌ってオープニングの幕を開け、氷川が「今日は皆さま、お寒い中、お忙しい中、お越しいただきまして本当にありがとうございます。今日は心を込めて一生懸命歌わせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします」、水森は「日本で一番大好きな東京に帰ってまいりました。私は東京生まれですので、今日も心を込めて一生懸命歌わせていただきます」、田川は「今日は、NHKホールという大きなホールに皆さんに来ていただけて、私も楽しみにして来ました」、山川は「『長良グループ 演歌まつり』は名古屋、大阪公演を終わりまして、今日の東京公演、そして今年は4月に沖縄のほうでもやらせていただきます。今日は楽しい雰囲気でお届けしたいと思いますので、どうぞごゆっくりと楽しんでいってください」とあいさつ。
最新曲コーナーで、氷川が3月7日に発売予定の新曲「男の絶唱」、水森が「越後水原」、田川が「火の舞」、山川が「蜃気楼の町から」を披露。デュエットコーナーで、山川と田川が「誰よりも君を愛す」、水森と氷川が「麦畑」、田川と水森が「ペッパー警部」、山川と氷川が「与作」を歌い、その中で山川が、ピコ太郎ダンスを真似して場内は大爆笑。
続いてカバーコーナーで、山川が「男の純情」、田川が「銭形平次」、水森が「知床旅情」、氷川が「船方さんよ」を披露。ラウンドコーナーでは、全員で「お祭りマンボ」や「東京ブギウギ」などを歌いながら3階席から1階席までを交互に回って、それぞれが多くのファンたちにもみくちゃにされた。
後半は、代表曲コーナーで、水森が「鳥取砂丘」、田川が「女人高野」、氷川が「箱根八里の半次郎」、山川が「アメリカ橋」などを歌い、最後に全員で「三百六十五歩のマーチ」を歌って、全27曲のプログラムで最後まで満員の客席を楽しませた。
歌い終わって、山川は「大勢の皆さん方に来ていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」、田川は「長男の山川豊先輩がそれぞれの個性を生かすように伸び伸びとさせてくださる空気を出してくださるお陰でみんな仲良くやってこられて、喜びもひとしおです」、水森は「オープニングで、4人で登場したとき、この10年間の出来事とか絆をすごく感じましたし、あとはあうんの呼吸で楽しくやらせていただきました」。氷川は「10回全部出させていただきましたが、山川先輩、田川先輩、水森先輩と一緒に乗り越えて今日の日を迎えられた喜びと、これからもたくさんこの演歌まつりができるよう努力していきたいです」と話していた。
この後、4月16日に初の沖縄で「演歌まつり」を開催。なお沖縄公演では、山川、田川、水森、氷川に加えて、岩佐美咲とはやぶさも出演予定。
(サンニュース)
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