■水森かおりが新潟・越後を舞台にした新曲「越後水原」を公開レコーディング。発売は3月29日
今年でデビュー21年目を迎え、シングル「大和路の恋」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット中の演歌歌手・水森かおり(42)が9日、東京・文京区のキング関口台スタジオで、2016年の新曲「越後水原(すいばら)」(作詩・伊藤薫、作曲・弦哲也、編曲・前田俊明)の公開レコーディングを行った。
今度の新曲は、「大和路の恋」の奈良・大和路から新潟・越後に舞台を移し、恋に破れた女のひとり旅をテーマに、せつない女心をマイナー調のメロディーに乗せて歌ったスケール感のある重厚な演歌作品だ。
この日のような公開レコーディングはデビュー21年目にして初めてだそうで、持ち前の歌唱力で歌の主人公のせつない女心を切々と歌い上げた後、「何しろ初めての経験でしたので、すごく緊張しました。最初はどこを向いて歌ったらいいか戸惑いました」。
「ご当地ソングの女王」として、これまでに北は北海道から南は沖縄まで、さらに海外はハワイなど数々の〝ご当地〟を歌ってきたが、今回は、「越後水原」(新潟県阿賀野市)を舞台にした作品で、白鳥の渡来地でもある「瓢湖」がある場所として全国的に知られている。
楽曲について水森は「ここ数年は、笑顔で歌う前向きな女性の歌が多かったのですが、今回はせつな過ぎるぐらいせつない歌でして、『東尋坊』や『鳥取砂丘』といった歌手として大きな転機となった作品のような世界観にまた戻ったのかなという気がしています。ですからまたあのころの気持ちを思い出して、がむしゃらに歌っていきたいなと思っています」
「『鳥取砂丘』のようなヒットの予感はしますか?」という記者からの質問には、「そればかりはよくわかりませんが、たくさんの方々に届くよう頑張って歌っていきたいですね。昨年は20周年という大きな節目を最高の形で締めくくることができ、最後(13年連続「NHK紅白歌合戦」出場)は羽ばたいて終わったので、今年も羽ばたける1年にしたいですし、また新人に戻った気持ちで―毎年、振り出しに戻ってゼロからのスタートだという気持ちはあるんですけれど―それ以上に新人のつもりで、がむしゃらに全国をキャンペーンで回りたい」と、新曲の大ヒットに意欲を燃やしていた。
この後、2月11日に名古屋・愛知県芸術劇場、同13日に大阪・フェスティバルホール、同21日に東京・東京国際フォーラムの3カ所で「長良グループ 演歌まつり2016」が開催され、その3公演に山川豊、田川寿美、氷川きよしらと共演。
新曲「越後水原」は3月29日に徳間ジャパンコミュニケーションズから発売。ジャケット・カップリング曲の異なるAタイプ・Bタイプの2種類でリリースされる。
(サンニュース)

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