■三代沙也可が江の島で新曲「逗子の恋港」発表ライブ&大ヒット祈願。湘南3部作で10万枚突破
1月13日発売の23枚目の最新シングルで、〝湘南3部作〟の第3弾「逗子の恋港」(詞・志賀大介、曲・伊藤雪彦、発売・キングレコード)がロングセラー中の演歌歌手・三代沙也可(56)が17日、神奈川・藤沢市の岩本楼で新曲発表ライブを開き、江島神社で大ヒット祈願を行った。
2014年3月22日に「江ノ島ひとり」を発売し、2015年3月25日に第2弾「鎌倉恋歌」、そして今回の「逗子の恋港」で〝湘南3部作〟が完結。
今回は、その湘南3部作が合わせて10万枚を突破したことに感謝して、「江ノ島ひとり」の新曲発表会(2014年7月2日実施)と同じ「岩本楼」で新曲発表ライブを開催し、合わせて江島神社でさらなるヒットを祈願することになったもの。
「東日本大震災のあと、落ち込んでいた私に伊藤雪彦先生が『気晴らしに江の島にでも行ってみるか』と誘われて江の島に来て以来、すっかり江の島の美しい景色と人の温かさに魅せられてしまいまして、先生に『ぜひ江の島を舞台にした歌を歌ってみたいです』とお願いしたのがきっかけで、『江ノ島ひとり』を歌わせていただくことになりました。そして、『鎌倉恋歌』に続いて、今回も私の好きな『逗子』を舞台に、志賀先生と伊藤先生に作っていただいたのが『逗子の恋港』です。徳冨蘆花の小説『不如帰』をモチーフにした悲恋歌ですが、その湘南3部作が完結し、新曲発表ライブを私の大好きな江の島のこの『岩本楼』さんでやらせていただけてとても幸せです」
そんなお気に入りの江の島にある老舗旅館「岩本楼」に約100人の熱烈なファンが詰めかける中、新曲「逗子の恋港」をはじめ、「江ノ島ひとり」「鎌倉恋歌」、同じレコード会社の故先輩歌手・三橋美智也さんの「おんな船頭唄」「哀愁列車」、ギター伴奏で昭和の名曲から「船頭小唄」「波浮の港」、それに伊東ゆかりの「小指の想い出」など全19曲を熱唱した。
大ヒット祈願では、師匠の作曲家・伊藤雪彦さんも駆けつけ、「三代沙也可のおきゃんなところ、情熱的でありながら寂しがり屋なところ、そんな部分が引き出せるようにと作曲しました。いまCDはなかなか売れない時代ですが、そんな中でこの3部作を10万枚も売ったのは、僕の弟子でありながらたいしたものだなと思います」と絶賛。
三代は「この8月でデビュー25年目という節目の年を迎えさせていただきますが、新曲『逗子の恋港』をぜひ私の代表作にしたいです。3部作の中でも『逗子の恋港』が一番人気がありますので、まずは10万枚を目指して頑張って歌っていきたい」と話していた。
(サンニュース)
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