■長山洋子が新曲「ふれ逢い橋」発売記念イベント。舞台の「小名木川」を訪れ、ヒットに意欲を
今年で演歌デビュー24年目を迎えた歌手・長山洋子(48)が、5月18日にビクターエンタテインメントからニュー・シングル「ふれ逢い橋」(詞・たかたかし、曲・市川昭介)を発売するのを記念して16日、新曲の舞台になっている東京・江東区の小名木川を訪れた。
前作「金毘羅一段」から約1年ぶりの新曲。下町を流れる「小名木川(おなぎがわ)」に架かる橋を行き交う人々との古くから日本人が大切に持っている思いやり、いたわり助け合う「人情」を、情緒あふれる歌詞と市川メロディーで表現した聴きごたえのある作品だ。
この日、初めて訪れたという小名木川を見て、「今度の新曲は、江戸時代から流れている『小名木川』に架かる橋をテーマに作っていただきましたが、こんなに大きな川だとは思いませんでした。詞のイメージとはちょっと違いましたけれど、来られてよかったです」と笑顔を見せながら「この江東区にはあまり土地勘はありませんが、スカイツリーの頭が見えたり、広々とした大地や広く見える空など住みやすそうな街だなと思いました」と好印象を持った。
小名木川にかかる「小名木川橋」のたもとで、ニュー・シングルのジャケット写真で着たのと同じあでやかな和服姿を披露し、「この曲は、平成18年9月にお亡くなりになった作曲家・市川昭介先生の未発表曲に、たかたかし先生が詞をつけてくださいました。メロディーは暗めですが、夢、希望、未来に向けた作品ですので、前向きな明るいメッセージが伝えられたらということでこの着物を着させていただきました」。
現在、コンサートなどで津軽三味線の立ち弾きを披露しているが、「日本の伝統文化である着物、和楽器、津軽三味線、演歌を、海を越えて(海外に)発信できたらいいなと思っています。ジャンルを越えて、いろんなジャンルの人とのふれあいをしてみたいですね。たとえば、三味線とそれぞれの国の伝統楽器である弦楽器の演奏者とのコラボとか…。そして、私の津軽三味線の立ち弾きを見て、津軽三味線を弾いてみたいなという人が増えたらうれしいですね」。
「これからは、書道や茶道、華道も習ってみたい」としながら「いま興味があるのが、剣道なんです。同級生の女の子が剣道をやっているのを見て、カッコいいなと思いました。私もちょっとトライしてみたいですね」と話していた。
コンサートのほうもスケジュールが続々と決まっており、今月14日に東京・大田区民ホール・アプリコ、同18日に兵庫・姫路文化センター、同19日に兵庫・神戸文化ホール、同20日に兵庫・あましんアルカイックホール、6月6日に神奈川・神奈川県民ホール、同27日に愛知・一宮市民会館…などで開催。
(サンニュース)
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