水森かおり 奈良県を舞台にした新曲「大和路の恋」発売記念イベント
2015年3月31日、今年でデビュー20周年を迎えた演歌歌手・水森かおりさんが、通算23枚目のニュー・シングル「大和路の恋」(詩・仁井谷俊也、曲・弦哲也)を徳間ジャパンコミュニケーションズから4月1日にリリースするのに先がけて、同曲の舞台になっている奈良県内で新曲発売記念イベントを行ないました。
最初に奈良市の中心地にある観光スポット・奈良公園を訪れ、桜が美しく咲き誇る中、鹿たちに餌の鹿せんべいを与え、
「結構かじられましたが、奈良の鹿は性格が穏やかで、可愛いですね」
と笑顔を見せながら
「今度の新曲は、奈良県を舞台にした作品です。この奈良公園に来たのは、中学3年生の修学旅行以来、27年ぶりになりますが、今日は(雨女と呼ばれている水森にとって)珍しく天気がよくて、気持ちがいいですね」
と笑顔を見せました。
「恋に破れた女性が古都・奈良を訪れ、心の傷を癒やして明日に向かって生きていくというストーリーですが、『私は生きる』とか『さよならできる』とか、『歩いてゆける』と言い切って歌い終わるところがいままでにはない世界観でして、より強い女性の世界が描かれています。今年はデビューして20周年の記念の1年になりますので、いろんなことに挑戦していきたいですね」
と意気込みを語りました。
続いて新曲の歌詞にも出てくる「三輪山」「桜井の里」「大神(おおみわ)鳥居」がある桜井市の大神神社でヒット祈願を行い、
「身の引き締まる思いがしますね。遂に始まるなという気持ちです。この歌を聴いて一人でも多くの方が奈良県に行ってみたいなと思っていただけたらいいなと思いますし、奈良県の皆さんに末永く愛していただけるような大きな作品になるよう頑張っていきたい」
と、大ヒットに意欲を燃やしました。
最後に同市の桜井市立図書館で歌唱イベントを開き、約300人の地元ファンらが詰めかけ、熱い声援が送られる中、新曲をはじめ、過去のヒットシングルから「鳥取砂丘」「熊野古道」、前作シングル「島根恋旅」、それに再度、新曲の全5曲を熱唱。
そのステージに奈良県副知事・前田努さん、桜井市長・松井正剛さん、奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」、桜井市のマスコットキャラクター「ひみこちゃん」が応援に駆けつけ、前田副知事は
「奈良にも恋の歌がたいっぱいありますが、歌われたのは約1300年前の万葉集です。その恋の歌の発祥の地・奈良にふさわしい歌だなと思いますし、本当にいい歌だなと思います」
松井市長は
「水森かおりさんの歌に感動いたしました。桜井市も一丸となって応援させいただきます」
と挨拶。
またこの日、「奈良県観光プロモーション親善大使」と「桜井市観光親善大使」の委嘱式も行われ、両大使=同県、同市にとって初めての大使=の委嘱状が前田副知事と松井市長からそれぞれ贈られた水森さんは
「おみそかに向かって頑張って歌っていきます」
と決意を見せていました。
7月2日から同26日まで東京・明治座にて「山川豊 水森かおり 特別公演」を開催。9月25日に東京・中野サンプラザホール、10月25日に大阪・フェスティバルホールでそれぞれメモリアルコンサート開催も決定。
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