小金沢昇司が浅草のゆめまち劇場で57歳のバースデーライブ。松山千春、井上陽水らのものまねも
デビュー28年目を迎え、新曲「黄昏ララバイ」(発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・小金沢昇司(56)が、8月31日に57歳の誕生日を迎えるのを記念して29日、東京・浅草の「浅草六区 ゆめまち劇場」でバースデーライブを開いた。
毎年恒例のバースデーライブで、「毎年、東京でバースデーライブをやっていますが、頭と後半は自分の歌を中心に歌い、真ん中のコーナーだけは自分勝手に歌を歌って、僕も楽しみながら皆さんに楽しんでいただけるような構成になっています。懐かしい歌や僕と同じ50代が学生のときによく聴いていた曲、それにものまねをしたりと、長年にわたってやってきました。
昨年は、わが偉大なる北島師匠(歌手・北島三郎)のところから独立させてもらって、新事務所=昨年2月4日に「ジャパンドリームエンターテイメント」設立=を旗揚げしたので、昨年のバースデーライブは僕の歌だけをざーっと歌って終わったんですよ。今年はもう1年が過ぎましたので、ちょっと面白く皆さんにお届けしようかなと思っています」。
限定150人の熱狂的ファンが詰めかける中、「北の三代目」をはじめ、「昭和の花」「ひとひらの雪」「願・一条戻り橋」「ありがとう…感謝」、それに新曲「黄昏ララバイ」など全14曲を熱唱。
途中、ものまねコーナーで松山千春の「季節の中で」、井上陽水の「少年時代」、杉良太郎の「すきま風」などを披露して満員の客席を楽しませた。
また、ステージ上でバースデーケーキをプレゼントされ、「もう57歳ですよ。早いですねえ。北島のオヤジのところに行ったのが24歳ぐらいで、5年ぐらい付き人をやらせてもらって、30歳前にデビューさせてもらいました。その前は渋谷の音楽学校に通い、夜は新宿でバイトをしていましたから、えらい年数がたったんだなと思います」と感慨深げ。
これまでを振り返りながら「ロックもフォークも演歌も、全盛期は全部見て来ていますが、いまは演歌の調子が悪い。これも時代の流れだとは思いますけれど、僕自身もキャロルが好きで、ロックをやっていたので、仕方がないのかもしれませんが…。
40、50代の人たちに僕の演歌じゃなくて『歌手・小金沢昇司』のノージャンルの歌をお届けしたいですね。ジャンルにこだわらずにこれからもいろんな歌を歌っていきたいですね」と話していた。
現在、新曲が好評で、「女性が主人公のちょっとせつない歌ですが、ノリのある曲ですので、そこに和みがあると思います。前作『昭和の花』はヒット賞をいただきましたが、この新曲『黄昏ララバイ』でもぜひヒット賞をとりたい」と意欲を燃やしていた。
(サンニュース)
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