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冠二郎が25回目のバーベキューパーティー。藤あや子作曲の新曲「夢に賭けろ」を披露。紅白への返り咲きを

デビュー48年目を迎えた演歌歌手・冠二郎(71)が、今月12日に日本コロムビアからニュー・シングル「夢に賭けろ」(詞・三浦康照、曲・小野彩)を発売したのを記念して28日、東京・千代田区のホテルニューオータニ東京・もみじ亭で「第25回バーベキューパーティー」を開いた。

冠二郎BBQパーティー画像1

 毎年8月の最終週金曜日に同所で開催される恒例のバーベキューパーティーで、平成3年の「NHK紅白歌合戦」初出場=紅白は3回出場=の年からスタートして、今年で連続25回目。

 前作「酒ものがたり」(今年2月25日発売)に続いて今回の新曲も演歌歌手・藤あや子(ペンネーム・小野彩)が作曲。働く男のロマンを求める姿を描いた王道をいく演歌作品だ。

 この日は、25回目という節目の年を迎えたバーベキューパーティーで、新曲発表会と併せて行われたもので、約100人の業界関係者が詰めかける中、参加者全員が同ホテル自慢のバーベキュー料理を存分に味わいながら和気あいあいの宴が繰り広げられた。

 その中で新曲「夢に賭けろ」と前作シングル「酒ものがたり」の2曲を披露し、「毎年、春と秋にシングル、合わせて2枚発売していますが、継続は力なりということで、今日まで現役の歌手として歌い続けてこられたのがうれしいですね。毎年、新曲を出させていただくことに喜びを感じていますし、それが若くいられる秘訣だと思います。

 今回も藤あや子さんに作曲していただきまして、今回が9作目になります。藤あや子さんは、私の声が好きなんだそうで、僕の師匠に曲を書かせてほしいと頼んだのがきっかけで、平成19年から始まって、今日までに9作書いていただいています」。

冠二郎BBQパーティー画像2

「藤からのアドバイスは?」という質問には「曲によっては相当厳しくアドバイスされます。今年は『酒ものがたり』と『夢に賭けろ』の2曲書いていただきましたが、冠二郎という昭和の男を背負ってきた自分の歌唱の範囲の中にある曲ですので、特別、歌唱指導は受けていません。

 ただこの歌の詞をしっかり噛みしめて歌ってほしいとか、自分の描いた理想の男の味や表情について、明るく楽しく指導を受けました。ですからこの歌には、藤あや子さんの理想の世界の男が存在しています」と答え、「この歌は、自分に向けての励まし、応援歌でもあるんです」。

冠二郎BBQパーティー画像3

タイトルにある「夢」については、「もう48年も歌っていますし、夢はほとんどありません」と言いながらも「この歌をヒットさせて、紅白に返り咲きしたい。50周年に向けてこの歌でいい弾みをつけることができたらいいですね」とヒットへの意欲を燃やしていた。

今年2月に女性週刊誌に年齢詐称の記事がスクープされ、大きな話題を集めたが、「自分としては相当悩みましたが、お陰さまで、皆さんが好意的に受け取ってくださっているので、いまは本当のことを言ってよかったなと思います。恥ずかしながら71歳になりました。でも、今年はまだ70歳として歌っていきたいですね。若く言っていることが、若くいられる秘訣でもありますから…」と笑顔を見せた。

(サンニュース)

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