鏡五郎が茨城・笠間稲荷神社で新曲「花火師かたぎ」歌唱奉納&ヒット祈願。花火師・野村陽一さんがモデルに
来年でデビュー50周年を迎える演歌歌手・鏡五郎(71)が6月30日、茨城・笠間市の笠間稲荷神社で新曲「花火師かたぎ」(詞・もず唱平、曲・船村徹)=キングレコードから6月24日発売=の歌唱奉納とヒット祈願を行った。
同曲は、全国各地の花火大会で何度も内閣総理大臣賞を受賞している花火師・野村陽一さん(64)=野村花火工業株式会社代表取締役=を主人公にして、花火に命を燃やす男の生きざまをうたった作品だ。
同神社は、日本三大稲荷の一つとして知られ、年に2回、6月と12月に大祓の神事を斎行。半年に一度祓う儀式を「大祓」と言い、半年間の過ちやけがれを人形(ひとがた)に移して祓い清め、身も心も清らかで正しい姿に立ち返るための神事を行っている。
そんな「夏越の大祓式」(茅の輪くぐり)に参加した鏡は、新曲ヒットを祈願した後、大勢の参拝者やファンが見守る中、拝殿前で「今年はこの歌に命をかけて精進してまいります」と決意を新たにしながら歌唱奉納を行った。
鏡は「僕の芸名は作曲家の船村徹先生が付けてくださったのですが、今回は約半世紀ぶり、2作目となる新曲を書いていただきましたが、こんな素晴らしい歌をいただいて、先生から50年ぶりにご褒美をもらったような気分です。
今回は、その先生と笠間稲荷神社とのご縁からこちらで歌唱奉納をさせていただくことになりましたが、この新曲は、花火師の野村先生をモデルにして作っていただきました」。
そのモデルとなった野村さんは「鏡さんとは今日初めてお会いしましたが、なかなかいい歌ですね。鏡さんの生の歌を聴かせていただいて感激しました。頭の部分の『ドカーン』という出だしが印象的ですが、花火の一番の魅力は音なんです。
あの音で心の洗濯ができる、それが花火の一番の効果なのですが、鏡さんの歌には最初から『ドカーン』というフレーズが出てきて、いままでにないような斬新的な歌ですし、すごくいい歌だなと思いました。歌詞の中に『愛しているなら 一緒になれよ 押してやろうか 二人の背中』というフレーズがありますが、その通りでして、花火を見て男女の愛が芽生えたという話をよく聞きますが、花火って、それくらいインパクトが強いんです。音によって男女がしびれ合うんだと思います」と話していた。
鏡は「歌っていてすがすがしいというか、いままで50年近く歌ってきた中でこういうタイプの歌は初めてです。船村先生独特のメロディーラインで、歌っていて非常に楽しいです。逆に元気をもらいますね。この歌は、年齢を重ねたご年配の方に、気合を、力を感じていただきたいですね。頭と最後の部分は力強い歌ですが、中身の柔らかいところが大事でして、そこは笑顔で優しく包み込むようにして歌う、そのバランスが大事なんです」とアピール。
野村さんも「花火もメリハリが大切でして、明るい色と暗い色を微妙に使い分けないとだめなんです。そこにストーリー性をつけることが大事でして、鏡さんの歌と同じです」と歌との共通点を指摘していた。
(サンニュース)

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