■氷川きよしがプロ野球「東京ヤクルト×阪神戦」で始球式。新曲「大丈夫」と応援歌「東京音頭」も披露
デビュー20周年を迎え、同記念シングル「大丈夫/最上の船頭」(両A面シングル。A、B、Cの3形態)=日本コロムビアから3月12日発売=が、オリコンシングルランキングで最高位3位を記録し、続いて6月4日発売の最新アルバム「新・演歌名曲コレクション9―大丈夫/最上の船頭―」がオリコンアルバムランキングで初登場5位と、どちらもロングヒット中で、7月11、12日の両日には、日本武道館での20周年記念コンサートを開催し、3公演で2万4000人を動員し大成功させた歌手・氷川きよし(41)が8日、東京・新宿区の明治神宮野球場(神宮球場)で行われた「東京ヤクルトスワローズ×阪神タイガース戦」で始球式を務めた。
東京ヤクルト公式戦での始球式登板は4年連続4度目で、「今年も始球式の機会をいただけて大変うれしいです。昨年は、ノーバウンドでキャッチャーまで届きましたので、今回も大丈夫だと思います。ヤクルトスワローズの皆さんにエールを送り、神宮球場にお越しのお客さまに喜んでいただけるよう頑張ります」と大張り切り。
試合開始直前にマウンドに立った氷川は、大勢の観客が見守る中、新曲「大丈夫」を元気いっぱいに披露。そして、マイクからグローブに持ち替え、ホームベースを目がけて始球式のボールを投げたが、その球は見事、ノーバウンドでキャッチャーのグローブに収まり、観客席からは大きな拍手が送られた。
投げ終わってから「今回は4回目でしたが、なぜか緊張しました。新曲を歌うときは、どこを見て歌ったらいいかわからず緊張しまして、逆に始球式のほうは楽しかったです。投球練習は、本番前に3、4回やりました。自分で言うのも何ですが、年々、上手になってきているような気がします(笑)。点数? 99点ですね。キャッチャーに届いたので…。マイナスの1点は、もう少し早いスピードでキャッチャーの方が受けきれないくらいの球が投げられなかったからです」と、始球式の感想を述べた。
その後、7回表終了時、再びグラウンドに姿を見せた氷川は、スタンドに向かって応援歌として「東京音頭」を熱唱し、試合を盛り上げた。
試合の結果は、東京ヤクルトが3対5で阪神に敗れた。
8月27日に最新シングル「大丈夫/最上の船頭」のカップリング曲とビジュアルが異なるD、E、Fの3タイプが発売。Dタイプは「あなたがいるから」、Eタイプは「カシスソーダを飲みながら」、Fタイプは「きよしの令和音頭」を新録カップリング曲として収録。
「Dタイプは、先日の武道館公演で天女の格好をしてエンディングで歌いましたが、いまの自分の思いを皆さんに届けたいということで出来上がった曲です。Eタイプは、大人の歌謡曲になっています。そしてFタイプは、平成から令和に変わって、歌でメッセージを送りたいなと思って出来上がった作品です。ぜひ皆さんに聴いていただきたいです」。
9月6日には、大阪・大阪城ホールで「氷川きよしデビュー20周年記念コンサート~あなたがいるから~」を開催するが、「武道館公演とは内容も衣装も部分的に変えるので、そのコンサートに向けて体調とかテンション、コンディションを整えて頑張っていきたい」と話していた。
(サンニュース)
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