■水森かおりが日本三大桜の名所、長野・高遠城址公園を訪れ、記念植樹。伊那市内で新曲「高遠 さくら路」歌唱イベント
通算27枚目のニュー・シングル「高遠 さくら路」(たかとおさくらみち)=徳間ジャパンコミュニケーションズから1月22日発売=が、2月4日付オリコン・シングルランキング初登場総合5位、16作連続でトップ10入りを記録してヒット中の演歌歌手・水森かおり(45)が4月23日、同曲の舞台になっている長野・伊那市で新曲発売記念イベントを行った。
今度の新曲は、愛をなくした女性が一人、日本三大桜の名所・高遠城址公園を訪れ、心を癒やすというせつない女心を歌った作品。その高遠城址公園では現在、「さくら祭り」(4月1日~同30日)が開催中で、約1500本の美しく咲き誇った桜は絶景。そんな歌の舞台になっている高遠城址公園を訪れた水森は、大ヒットを願いながら同地固有種の7年桜「タカトオコヒガンザクラ」を記念植樹。
新曲の内容を「長野県伊那市の高遠を舞台に、桜はこんなにきれいに咲いているのに私の心は木枯らしが吹く冬のままという悲恋の歌です。公私ともに一人旅を驀進中です(笑)」と説明しながら「例年、桜の開花が早くなっているので、4月下旬はどうなるかなと心配していたのですが、一時期、寒くなったりしたためか、何とか開花に間に合ってよかったです」。
今年1月にミュージックビデオの撮影で初めて同公園を訪れたが、「そのときは、これだけの桜の木が満開になったらどんなにきれいだろうかなと楽しみにしていましたが、今日、生まれて初めて高遠の桜を見て、もう圧巻で、感動しました。この高遠の桜は、たくさんの方に感動を与える場所なんだなと、この桜を見て改めて思いました」と目を輝かせていた。
新曲の大ヒットへの意欲も満々で、「5月から元号も変わりますし、水森にとって平成最後のオリジナル作品ですので、令和最初の大みそかの舞台にはぜひ立ちたいですね。この高遠の桜のように満開の笑顔で歌い納めができるよう日々精進していきたいです」。
その後、市内の高遠さくらホテルで、約300人の地元や地方からのファンが詰めかける中、歌唱イベントを開き、「今日は、歌の舞台で歌わせていただける喜びを噛みしめております」と笑顔を見せながら前作シングル「水に咲く花・支笏湖へ」をはじめ、ヒット曲から「松島紀行」「鳥取砂丘」、新曲「高遠 さくら路」の全4曲を熱唱。
伊那市長・白鳥孝さんも駆けつけ、「これから伊那の皆さんと一緒に水森かおりさんを応援していきたい」とあいさつ。観光大使委嘱式も行われ、白鳥市長から水森に「伊那市観光大使」の委嘱状が贈られた。
観光大使は23個目で、「『伊那市観光大使』に任命していただいて大変光栄です。この歌を通して高遠の桜や高遠の素晴らしさを全国にPRしていきたい。長野の空もすごくきれいですし、人もすてきで、長野は日本一。この歌を聴いて、伊那に行ってみたいと思っていただけるよう大切に歌っていきたい。来年は25周年を迎えますので、歌手として成長できる日々を送り、いろんなことにも挑戦していきたい」と話していた。
(サンニュース)
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