「みんかよ音楽祭」で加門亮、北野都、福田みのるら全10アーティストが3時間半にわたって競演
「みんかよ」の愛称で親しまれ、全国の演歌・歌謡曲ファンに愛読されている月刊フリーペーパー「みんなの歌謡曲」(発行人・安松明)の主催による「みんかよ音楽祭」が2月14日、東京・豊島区の南大塚ホールで開かれた。
同音楽祭は、毎回、ベテランから新人まで色とりどりの演歌・歌謡曲系アーティストの競演で多くのファンを楽しませているが、9回目を迎えた今回は、スペシャルゲストの加門亮(60)をはじめ、高木ちえ美、山田龍二&大輔、最上川司、桧山あきら、黒木美佳、叶やよい、野上こうじ、福田みのる、北野都の全10組が出演。
約260席の会場は満席の中、司会者・ナナオと歌手・高木ちえ美の司会・進行でスタート。出演歌手が一人ずつ紹介された後、出演者を代表して加門が「本日は、寒い中をようこそお越しくださいました。われわれは、一段高いこのステージから皆さまに向けて歌を発信させていただきます。皆さまのお心の中で、幸せとか悲しみとか苦しみとか、いろんなものに共鳴していただけたらいいなと思います。どうぞ最後までご声援いただけますようよろしくお願いいたします」とあいさつ。
その加門が、最新曲「アイラブユー」を歌ってオープニングの幕を開け、バレンタインスペシャルコーナーで、「貴方に捧げる愛の歌」と題して、名曲のカバーから山田龍二&大輔が「I LOVE YOU」、最上川が「みちのくひとり旅」、桧山が「愛をありがとう」、黒木が「愛のままで…」、叶が「あなた」、野上が「小樽の人よ」、福田が「君こそわが命」、北野が「二輪草」を披露。
その後、「女性から歌のプレゼント」と題して、女性歌手の北野、黒木、叶、高木の4人が「バレンタイン・キッス」を歌い、再び出演者全員が登場して、それぞれのサイン入りボールを客席に向かって投げるというプレゼントコーナーで会場は大フィーバー。
続いて「想い出唄&新譜コーナー」で、最上川が「まつぽいよ」、叶が「涙色のタンゴ」、桧山が「恋蛍」、黒木が「紅い海峡」、山田龍二&大輔が「あんたのせいさ」、野上が「白いストレリチア」、福田が「追憶(おもいで)はいつも雨」、北野が「道行き」、それに高木が「未練でしょうか」などを熱唱。
トリはスペシャルゲストの加門が務め、「霧情のブルース」「神戸北クラブ」「男の慕情」、石原裕次郎の「粋な別れ」など全6曲をムードたっぷりに歌唱。
最後に出演歌手全員が勢ぞろいして客席に手を振り、バラエティーに富んだ全38曲のプログラムと3時間半もの長時間にわたる熱唱コンサートに幕を閉じた。
(サンニュース)
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