「みんかよ音楽祭」で宮路オサム、山口かおるら全11アーティストが3時間半にわたり競演
「みんかよ」の愛称で親しまれ、全国の多くの演歌・歌謡曲ファンに愛読されている月刊フリーペーパー「みんなの歌謡曲」(発行人・安松明)が主催する「みんかよ音楽祭」が6月25日、東京・豊島区の南大塚ホールで開かれた。
同音楽祭は、毎回、ベテランから新人まで色とりどりの演歌・歌謡曲系アーティストが競演して客席を楽しませているが、8回目を迎える今回は、スペシャルゲストに宮路オサムを迎え、逢川まさき、朝倉由美子、キソン、関口マサト、高木ちえ美、橘あきら、芳賀誠、山口かおる、それに新人の朝花美穂、同・三田杏華の全11アーティストが出演。
約260席の会場は、各アーティストたちのファンで満席の中、司会者・ナナオと歌手・高木ちえ美の司会・進行で幕を開け、出演者を代表して宮路が「ゆうべのワールドカップのサッカー選手に負けないようにみんなでタッグを組んで頑張って歌っていきたいと思いますので、皆さんも最後までごゆっくりとお楽しみください」とあいさつ。
その宮路が「なみだの操」を歌ってオープニングの幕を開け、逢川が「ふるさとは天草」、朝倉が「いっちまいな」、キソンが「ヤーヤーヤー年齢(とし)が何なの?」、関口が「捨て猫」、橘が「気仙の海漁」、芳賀が「酒と煙草と男の匂い」、山口が「大阪波止場」を歌った後、新人コーナーで、朝花が「なみだの峠」、三田が「アンコ椿は恋の花」などを披露。
中盤の「想い出唄コーナー」では、関口が「無法松の一生」、山口が「人生一路」、朝倉が「男酔い」などを歌ってステージを盛り上げる中、司会・進行役の高木も「黒いカナリア」「未練でしょうか」などオリジナル曲を歌唱。
後半は、新譜コーナーで、芳賀が「七色ネオンは女の涙」、関口が「謙信・義の心情」、キソンが「希望のアリラン」、逢川が「しあわせの借り」、朝倉が「枯れ葉の街」、橘が「袋田温泉~哀愁のラブソング~」、山口が「泣かせて大阪」と、それぞれの新曲を紹介。
そして、トリはスペシャルゲストの宮路が務め、殿さまキングス時代の大ヒット曲から「夫婦鏡」「浮草の宿」「恋は紅いバラ」、それに自作曲の最新シングル「心のかすみ草」の全4曲を熱唱。
最後に出演歌手全員が勢ぞろいし、バラエティーに富んだ全42曲のプログラムと3時間半もの長時間にわたる熱唱コンサートで最後まで満員の客席を楽しませた。
(サンニュース)

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