■市川由紀乃が美空ひばりさんの墓前に紅白で「人生一路」を歌唱したことを報告。今年は新曲の大ヒット目指して意欲満々
ニュー・シングル「うたかたの女」(詞・たかたかし、曲・幸耕平)=キングレコードから1月17日発売=が、オリコン演歌・歌謡曲ランキング初登場1位(1月29日付)=同ランキングは7作連続初登場1位=と幸先のいいスタートを切った演歌歌手・市川由紀乃(42)が23日、神奈川・横浜市の日野公園墓地に眠る昭和の国民的歌手・美空ひばりさん(享年52)の墓を訪れ、昨年大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」(2年連続出場)で、ひばりさんの名曲「人生一路」を歌唱したことを報告した。
ひばりさんの墓参りは、今回が3度目。2回目は、昨年12月29日の紅白リハーサル終了後に訪れ、「今年の大みそかの紅白でひばりさんの曲を歌わせていただきます」と報告したという。
昨年、2年連続紅白出場が発表され、歌唱曲がひばりさんの「人生一路」に決まったとき、ひばりさんの長男で、ひばりプロダクション社長・加藤和也さんに報告した際、同氏から「ひばりの歌を歌い継いでいってほしい」と言われ、ひばりさんが生前愛用していた着物の帯とかんざしを贈呈。紅白では、その帯とかんざしを身につけて「人生一路」を熱唱、多くのファンやお茶の間の人たちに大きな感動を与えた。
この日は、前日からの大雪で、降り積もった雪をかき分けながらの墓参りとなったが、ひばりさんの墓前に花をたむけ、手を合わせた市川は「昨年の大みそかの舞台で、ひばりさんの『人生一路』を歌わせていただいて、無事に歌い終えることができましたという思いと、いまも見守ってくださっていてありがとうございますという感謝の気持ちを込めてご報告させていただきました」。
ひばりさんは特に市川の母親が大ファンで、「人生一路」が好きで、家族の応援ソングとして子どものころから歌ってきたそうで、「まさかひばりさんが身につけていらっしゃった帯やかんざしを自分が付けて、家族にとっても大切な1曲『人生一路』を歌わせていただけるなんて思ってもいなかったので、感激と感動でいっぱいでした。紅白で歌っているときは、ひばりさんと一つになっているような感覚を持たせていただき、緊張以上にすごく楽しくて、幸せな時間だったので、ひばりさんがそばにいてくださったような気がしました。いまも毎日、自宅を出るときは、そのかんざしをながめてから仕事に出ます。ひばりさんは、たくさんの方々が勇気と元気をいただいた尊敬する大先輩なので、そのひばりさんの数々の名曲を歌い継いでいける後輩の一人になれるように努めていきたい」と話していた。
今年は「自分らしく、いろいろなことにチャレンジしてみたいですね。私もひばりさんのようにいろんなジャンルの歌を歌いたいですし、特にいま歌いたいのは大好きなアニソンです。今年は新曲『うたかたの女』が発売されましたので、この曲を大ヒットさせ、また大みそかの舞台(NHK紅白歌合戦)に立てたらいいなと思っています」と意欲を燃やしていた。
なお、4月3日から同6日まで大阪・新歌舞伎座で開催される「美空ひばり劇場」で、五木ひろし、キム・ヨンジャと共演。3人でひばりさんのヒット曲を披露する。
(サンニュース)

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