■松平健が名古屋・御園座で1月9日発売の新曲「マツケン・アスレチカ」披露。中村美律子と舞台では初共演
1月4日から名古屋・御園座で上演中の「松平健・中村美律子 新春特別公演」で連日、満員のファンを楽しませている俳優で歌手・松平健(65)が同9日、同舞台で新曲「マツケン・アスレチカ」を披露した。
今度の新曲は、メガヒット曲「マツケンサンバⅡ」から15年がたったいま、松平が満を持して同曲と同じ作家陣(作詞=吉峰暁子、作・編曲=宮川彬良)の書き下ろしによる楽曲をレコーディングして1月9日に徳間ジャパンコミュニケーションズから発売。
同公演は、松平健と演歌歌手・中村美律子の共演(舞台では2人の共演は初めて)による御園座新劇場開場記念として今月27日まで上演。
第一部の芝居「暴れん坊将軍~初春や 尾張の姉弟裁き~」(作・演出=池田正之)と第二部のショー「新春二人のビッグステージ~鳳凰の夢~」(構成・演出=草野旦)の2部構成で、芝居は、松平の十八番「暴れん坊将軍」で八代将軍・吉宗を演じ、中村はその姉の廉正院に扮し、尾張藩主のお家騒動を題材にした人情あふれる時代劇だ。
続く第二部のショーは、松平と中村の共演によるヒット曲や新曲、大正ロマンをテーマに選曲したコーナー、ダンサーとの踊りありの同舞台ならではの華やかで聴きごたえあるビッグな2人のステージが見どころで、松平は大ヒット曲「マツケンサンバⅡ」をはじめ、新曲「マツケン・アスレチカ」、同カップリング曲「あっぱれ冨士山(ふじやま)、日本晴れ!」など、中村は、代表曲「河内おとこ節」や歌謡浪曲「瞼の母」、最新シングル「弥太郎鴉」などを熱唱した。
松平の新曲「マツケン・アスレチカ」は、後半のステージで披露。「マツケンサンバⅡ」と同じ真島茂樹氏の振付で、12人のダンサーと一緒に踊りながら7色のカラフルなコスチュームを着て元気いっぱいに歌い上げ、客席のファンを存分に楽しませた。
公演終了後、松平は、今回の舞台の見どころを「ここ名古屋は尾張の話になっていまして、中村美律子さんが私の姉上になり、お家騒動を最後は成敗するという大変わかりやすい筋でして、笑いあり、涙ありの明るい話で、最後はハッピーエンドになっています」と説明し、中村との共演については「歌番組ではご一緒したことはありますが、芝居をするのは初めてです。大変可愛らしいお姉さんです(笑)」とニッコリ。
新曲タイトルの「アスレチカ」は、英語の体操と運動からつくった造語で、「体を動かしながら楽しむと認知症改善につながるということをお医者さんからお聞きまして、ぜひそういう歌を作ろうとみんなで相談してこの歌が出来上がりました。以前の『マツケンサンバⅡ』も老人ホームや施設でいまだに皆さんで踊っていらっしゃるそうなので、それに続くものができればいいですね。今回の振付のほかにご年配が踊れる簡単な別バージョンの振付もありますのでぜひ踊っていただきたいです。またこの歌は、スポーツをされる方の応援歌にもなればいいですね」と話していた。
なお、新曲発売を記念して作られたソフビ人形(高さ約20㌢、税込み8000円)が2月20日に発売。
(サンニュース)
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