■氷川きよしが毎年恒例のクリスマスライブ。2日間4公演で2万人を動員。20周年の来年7月に日本武道館公演を
今年でデビュー19年目を迎え、最新シングル「勝負の花道」(日本コロムビアから1月30日発売)が20万枚突破とロングヒット中の演歌歌手・氷川きよし(41)が12月14日、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで「氷川きよしスペシャルコンサート2018~きよしこの夜 Vol.18~」と銘打ったクリスマスライブを開いた。
毎年、その年の1年を締めくくるクリスマスライブとして行ってきたスペシャルステージで、今年で18回目。東京国際フォーラムでは17回目(横浜アリーナで1回)を数え、前日13日とこの日の2日間で全4公演を行い、合わせて2万人を動員。
5000席の大ホールは、デビュー当時からの熱烈なファンらで満席の中、ペガサスをかたどったリフター(高さ3・7㍍)に乗り、大きな白い羽根がついた大天使のコスチュームに身を包んだ氷川が登場。
最新アルバム「新・演歌名曲コレクション8」から「冬のペガサス」でオープニングの幕を開け、「勝負の花道」のカップリング曲とジャケット写真が異なるG、H、Iの3タイプ(日本コロムビアから11月27日発売)から共通のカップリング曲「聖夜の奇跡」、フジテレビ系アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のオープニング曲「ゲゲゲの鬼太郎」などを披露してから「今日は、お忙しい中、平日の金曜日の貴重なお時間をいただきまして、お寒い中、お越しいただきまして、お一人おひとりのお客さまに心から感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのお陰でこのスペシャルコンサートも18回目になります。18年前も2日間で4公演をやらせていただき、緊張し過ぎて高熱が出たのを覚えています。でも、こうやって健康でこの時間を過ごせることが有り難いです。このコンサートを機に、ますます皆さんに健康で幸せであっていただけるように心を込めて歌わせていただきたいと思います」とあいさつ。
続いて、昭和の名曲カバーから五輪真弓の「恋人よ」、シャンソンの名曲「愛の讃歌」、初期のオリジナルヒット曲から「大井追っかけ音次郎」「箱根八里の半次郎」、前作シングル「男の絶唱」、新曲「勝負の花道」、アンコールで「きよしのズンドコ節」など全30曲を熱唱。演歌からポップス、カバー曲まで幅広いジャンルの楽曲と演出で最後まで満員の客席を心ゆくまで楽しませていた。
その中で、20周年の来年7月11日と12日の2日間、日本武道館でコンサートを開くことを発表=5、10、15周年に続いて4回目=し、「20周年の来年は、歌手としてさらに飛躍できるよう頑張りたい」」と目を輝かせていた。
公演終了後、氷川は「40歳を過ぎてから一日があっという間に過ぎていきますが、それも仕事が充実しているからでして、感謝しながら一日一日を過ごさせていただいています。これからも一瞬、一瞬を大切に過ごしていきたいと思いますし、コンサートで同じ時間を共有させていただいているのは、お客さまの命を預かっているという気持ちですし、1曲1曲、メッセージ性を込めて歌っていけるアーティストになりたい」と話していた。
氷川は、テレビ東京「第51回年忘れにっぽんの歌」、TBS系「第60回輝く!日本レコード大賞」、NHK「第69回NHK紅白歌合戦」など年末特番への出演があり、忙しい日々が続く。
(サンニュース)
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