■お笑い芸人・はなわが13年ぶりのアルバム「カラアゲ」発売記念ワンマンライブ。サプライズゲストの中村あゆみとデュエットも披露
昨年5月発売の13年ぶりのシングル「お義父(とう)さん」が、涙腺崩壊ソングとして、日本レコード大賞企画賞を受賞するなどして大きな話題を呼んだお笑い芸人・はなわ(42)が、歌手デビュー15周年記念アルバム「カラアゲ」をビクターエンタテインメントから10月3日に発売したのを記念して同8日、東京・赤坂の草月ホールでワンマンライブを開いた。

同アルバムは、2005年発売の「HANAWA PACK」以来、約13年ぶりに発売されたオリジナルアルバムで、「HANAWA ROCK」から「同じ時代に生まれた若者たち」まで全12曲が収録。全曲(一部、共作を含む)、はなわ自身が作詞・作曲を手がけた意欲作だ。
会場は、約600人の熱烈なファンで満席の中、「うれしいことに、今日はチケットがソールドアウトしました。連休の最終日という一番忙しい日にもかかわらず非常にうれしく思います。無理矢理連れてこられた人もいると思いますが(笑)、そういう方は今日からはなわのファンになっていただきたいと思います。歌手デビュー15周年ということで、(大ヒット曲の)『佐賀県』がCDになって15年がたちます。その2003年は僕にとってターニングポイントの年でして、まさに夢のような年でした。紅白にも出していただきましたし、ゴールデン・アロー賞など数々の賞もいただきました。今日はこれまでの思いを存分にぶつけて時間の許す限りいろんな歌を歌っていきますので最後までよろしくお願いいたします」とあいさつ。
ニュー・アルバムから「HANAWA ROCK」をはじめ、
「つらいぜ!ダリヒー」「息子~昇利バージョン~」「ママには内緒」「拝啓、かっこ悪い親父」「二人で決めた道」「お義父さん」佐賀県~その後のSAGA~」「同じ時代に生まれた若者たち」など全12曲を熱唱。

また途中、サプライズゲストのロックシンガー・中村あゆみ(52)が登場し、はなわは「中村あゆみさんとは8,9年前から仲良くさせていただいていますが、今回、アルバムを出すにあたってデュエットをお願いしたところ、『いいよ』と言って実現することになりました」と言えば、中村は「はなちゃんの作品はいい曲が多くて、私、ファンなんですよ」とニッコリ。
はなわは「それは『Slow Life』という歌なんですけれど、子育てを終えた夫婦の話です。イメージ的には、年配の方たちが旅行先などでデュエットで歌ってほしいなと思います」、中村は「こういう夫婦になれば最高だねという歌です」とアピールし、同アルバムにも収録されている中村とのデュエット曲「Slow Life」を2人で披露して客席を喜ばせた。
(サンニュース)
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