■森進一が東京・中野サンプラザホールでコンサート。長男・Takaから「父の日」への異例の感謝コメント
新曲「花のブルース」(詞・鈴木紀代、曲・森進一)を6月14日にビクターエンタテインメントから発売したベテラン演歌歌手・森進一(69)が18日昼夜2回、東京・中野区のサンプラザホールで「2017 森進一コンサート~人生の歌、明日への歌」と銘打ったコンサートを開いた。
約2200席の会場は、昼夜ともに満席の中、「皆さん、いかがお過ごしでしょうか。今日は、この1年間でよく歌われ、よく聴かれた僕の曲をベストテンにしてお届けしようと思います」とあいさつ。
第1部は、第10位の「冬のリヴィエラ」をはじめ、「それは恋」「新宿みなと町」「北の蛍」、そして第1位の「私の恋」までベスト10までを熱唱。その中で、「きのう長男と話をしていたら『父の日のメッセージを贈るよ』ということで、いまアメリカにいるんですけれども、昨夜、メッセージをくれました。皆さんにもよろしくとのことです」と笑顔で報告。
彼の長男で、人気ロックバンド「ONE OK ROCK」(通称・ワンオク)のボーカリスト・Taka=本名・森内貴寛(29)=から異例の感謝メッセージが届けられ、「このたびは父の日、おめでとうございます。こういう形で父に対して日ごろの感謝の気持ちを伝えるということもなかなかないですし、おまけに少しはずかしい部分もありますけれども、せっかくなので今日は、森進一の息子・Takaとしてではなくて、森内一寛の息子・森内貴寛として何か言葉を贈れればなと思っております。僕が生まれてから弟が生まれて、そしてさらに弟が生まれて、ずっと厳しい父親だった印象があります。それでもしっかりと家族を第一に考えている姿勢というか、そういうものは小さいながらに何となく感じていて、さらに最近は自分も来年は30歳になるので、年を重ねていくごとに父親の偉大さ、素晴らしさ、優しさを感じて生きている日々でございます」。
「体にはこれまで以上に気をつかって、健康第一に、待っているファンの皆さまにいい歌をこれからも届けていってもらいたいと思っております。僕もいまはこうやって父親の背中を見て、同じような職業につき、そしてお父さんとお母さんの遺伝子をフル活用していろいろな国で頑張らせていただいております。これからもその遺伝子をしっかりとフル活用して頑張っていけたらなと思うので、どうかお父さんもその僕の頑張っている姿を末永く見ていただきたいなと思います」
そんな心温まる音声メッセージを聞いて「どこか理屈っぽいところが僕と似ているのかなと思います」と照れながらベスト第2位で、Takaがプロデュースした50周年記念曲「あるがままに生きる」を披露した。
続く第2部もヒットナンバーから「さらば友よ」「命あたえて」「おふくろさん」、新曲「花のブルース」、アンコールで「襟裳岬」など、1部と合わせて全26曲を熱唱し、最後まで満員のファンを存分に楽しませた。
(サンニュース)

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