■小金沢昇司が60歳を迎えた日に還暦バースデーディナーライブ。北島三郎ら30人から届いたお祝いビデオメッセージに大感激
最新シングル「おぼえていますか」とデビュー30周年記念アルバム「軌跡」(発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・小金沢昇司が、60歳を迎えた8月31日、東京・港区のザ・ストリングス表参道で還暦バースデーディナーライブを開いた。
還暦を迎え、「今年5月に初めて同窓会(小・中学校)に出席したのですが、59歳になったみんなの顔を見て、あれーって思いました。自分もそんな年齢に来ているんだなと…。僕はお客さんに見られる仕事なので、多少、他人より若くは見られるかもしれませんが、60歳になったからには、より一層、若さを保っていかなければいけないなという思いはありますね。今日、還暦を迎えて、何を感じるかというと、あまり感じることはありません。5月の同窓会のときに感じたので、若く見られるように頑張っていかなければいけないんじゃないかなとは思いました。これからも声が出る限り歌っていきますし、もし声が出なくなったらやめようと思っています。60歳を迎え、これからどれだけやっていけるかわかりませんが、できる限り歌っていきたい」と感想を述べた。
約200人のファンが詰めかける中、デビュー曲「おまえさがして」をはじめ、「神楽坂」「昭和の花」「ひとひらの雪」「北の三代目」「オモニ~母へ~」「願・一条戻り橋」「ありがとう…感謝」、新曲「おぼえていますか」、それに昭和のヒット曲のカバーからビリー・バンバンの「白いブランコ」、松山千春の「季節の中で」など全21曲を熱唱。
途中、デビュー30周年に合わせて、北島三郎をはじめ、山本譲二、角川博、大月みやこ、鳥羽一郎ら先輩&後輩歌手30人からのお祝いのビデオメッセージが紹介。師匠・北島の「小金沢昇司さん、60歳ですか。あんたの歌を聴いていると、いまが一番いいなあ。そんな年齢になったのかなあ。これからもいまのペースを忘れずに、還暦を機会に頑張ってこの道を歩いてください。ときにはおれをオヤジと思い、ときにはおれをライバルと思い、ときにはよき友としてこれからも長く頑張って付き合っていこう。本日は、還暦おめでとう!」というお祝いメッセージなどを見ながら小金沢は「いやあ、感動しました。涙も何もかも通り過ぎたような感覚ですね」と大感激。
また、バースデーケーキが贈られた後、サプライズで先輩歌手・山本譲二がお祝いに駆けつけると、小金沢はびっくり。その山本が作詞・作曲した「昇司へ…」の歌をプレゼントされ、感激もひとしおだった。
9月20日ごろには、俳優として活躍中の長男・雅弘さん(23)に初孫が生まれるそうだが、祖父になる自覚は?という記者からの質問に「まったくないですね。想像もつかないです。生まれて、自分のそばに来て、ちょっと時間がたってからじゃないですかね」と目を細めていた。
(サンニュース)
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