■アニソン界の帝王、水木一郎がデビュー50周年記念ライブ。「原点」のステージで全30曲熱唱。サプライズも
〝アニキ〟の愛称で親しまれ、〝アニメソング界の帝王〟としていまなお第一線で活躍中の人気歌手・水木一郎(70)が8月10日、東京・江東区のZepp Tokyoで「水木一郎 デビュー50周年記念 特別公演~原点オンパレードだゼーット!~」と銘打った50周年記念ライブを開いた。
1968年7月にカンツォーネ歌謡「君にささげる僕の歌」でレコードデビューして以来、半世紀もの長きにわたってアニメ・特撮主題歌を中心に数多く楽曲をレコーディング。今回のライブは、デビューのきっかけとなったオーディショングランプリ受賞曲、メジャーデビュー前に吹き込んだ初レコーディング曲、本邦初公開の幻のデビュー曲、初アニメソング、初特撮ソング、初ゲームソングなど、水木一郎の「原点」が堪能できる内容で構成。
ゲストに後輩歌手の堀江美都子(61)、影山ヒロノブ(57)、ボイジャー(TAKERU、瀬下千晶)らを迎え、約1000人の熱狂的ファンが詰めかける中、「今日は、海外からもたくさん来ていただいてありがとう。水木一郎50周年、本当にうれしいです。偶然に、探して探して探してやっと見つかった幻のデビュー曲とか、お蔵入りしていたいろんな歌が発見されましたので、そういうような歌を交ぜていこうかなと思っています。今日は、僕の原点をたっぷりお楽しみください」とあいさつ。
レコードデビュー曲「君にささげる僕の歌」をはじめ、アニソンデビュー曲「原始少年リュウが行く」、初特撮ソング「嵐よ叫べ」、初ロボットソング「アストロガンガー」、オーディショングランプリ受賞曲「僕のマシュマロちゃん」、初レコーディング曲「シェナンドー」、幻のデビュー曲「くちづけ」(初披露)、マジンガーZメドレーから「マジンガーZ」「ぼくらのマジンガーZ」、仮面ライダーメドレーから「セタップ!仮面ライダーX」「燃えろ!仮面ライダー」、「劇場版マジンガーZ/INFINITY」オープニングテーマ曲「マジンガーZ/INFINITYバージョン」など全30曲を熱唱。
また、サプライズ企画として、堀江美都子が発起人となり、アーティスト仲間から50周年のお祝いソング「ハピネス」(作詞・堀江美都子&遠藤正明、作曲・影山ヒロノブによる完全オリジナルソング)を、同企画に賛同した串田アキラ、森口博子、米倉千尋ら35人、コーラス、司会者の全41人によるサプライズ参加メンバーたちから歌唱プレゼントされ、水木は目頭を熱くしながら「50年で一番いい日だよ」と大感激していた。
この後、翌11日に「スーパーヒーロー魂2018〝夏の陣〟」、同12日に「スーパーアニソン魂2018〝夏の陣〟」を同所で行い、今月18日には、大阪・なんばHatchで「ANIME JAPAN FES2018〝大阪 夏の陣〟」を開催。
10月24日には、幻のデビュー曲「くちづけ」を含む未発表曲、初CD化音源など水木の50周年を彩るさまざまな「原点」を集めた50周年記念アルバム(タイトル未定)が発売。
(サンニュース)
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