■岩佐美咲が第4弾コンサートを恵比寿ザ・ガーデンホールで。田川寿美からプレゼントされた着物で新曲「佐渡の鬼太鼓」を初歌唱
第6弾シングル「鯖街道」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)がオリコン週間シングルランキングで10位(演歌・歌謡曲ランキングは1位)を獲得し、現在、ロングヒット中の演歌歌手・岩佐美咲(23)が4日昼夜2回、東京・恵比寿のザ・ガーデンホールで「岩佐美咲コンサート2018~演歌で伝える未来のカタチ~」と銘打ったコンサートを開いた。
2018年の今年は、2012年2月の演歌歌手デビューから7年目。2016年3月、約7年間在籍していた国民的アイドルグループ・AKB48を卒業したのを機に演歌歌手一本で活動してからは、若いファンだけではなく中高年まで幅広いファン層に支持され、これまで3回行ってきた演歌のソロコンサートも毎回、満員のファンを集め、大盛況を収めている。
今回は、第4弾目のソロコンサート。昼夜2回公演に合わせて約1200人の熱烈なファンが詰めかける中、昼公演は、最新シングル「鯖街道」と第3弾シングル「鞆の浦慕情」を歌った後、「ついに4回目のソロコンサートをこうして迎えることができました。夢だったソロコンサートを1回だけに終わらず、4回目を今年もやらせていただくことができて本当にうれしく思っています。皆さんが応援してくださったからこそこのコンサートができるので、今日はたくさん集まってくださった皆さんに歌で感謝の気持ちを伝えられたらなという思いでいっぱいです。1曲1曲、心を込めて歌わせていただきますので、ぜひ最後まで楽しんでいってください。23歳になってステージで歌わせてもらうのは初めてなので、ほんのちょっとだけ大人になった岩佐美咲を今日は楽しんでもらえたらと思います」と笑顔であいさつ。
続いてカバー曲から坂本冬美の「火の国の女」、石川さゆりの「風の盆恋唄」、森昌子の「越冬つばめ」、都はるみの「北の宿から」、2012年2月1日発売のデビュー曲「無人駅」などを披露。
中盤は、客席をラウンドしながら松田聖子の「天使のウィンク」、松本伊代の「センチメンタル・ジャーニー」などポップスナンバーを歌い、後半は、ギターの弾き語りで、青い三角定規の「太陽がくれた季節」、大原櫻子の「ちっぽけな愛のうた」などを聴かせ、ファイナルは第2弾シングル「もしも私が空に住んでいたら」を熱唱。
グッズ紹介のコーナーもあり、本人が大好きなサンリオのキャラクター「ポチャッコ」と初めてコラボしたTシャツ=同公演で販売=を紹介し、「私はポチャッコが大好きで、家中、ポチャッコまみれなんですよ。それぐらい可愛くて、岩佐美咲というロゴも入れていただいてうれしい。男性の方にも着ていただけると思います」とPRした。
アンコールでは、同じ長良グループの先輩演歌歌手・田川寿美からプレゼントされた着物(振り袖)を着て、2月27日発売の第7弾シングル「佐渡の鬼太鼓(さどのおんでこ)」を初歌唱し、「歌の舞台が佐渡になっていまして、今回も作詞を秋元康先生にしていただきました。惚れた男は女が守るという強い一途な恋心を持った女性が主人公になっています。曲の世界観も雰囲気もいままでとはガラリと違いますが、今年はこの曲で自分の殻を破っていきたい」とアピールし、全23曲のプログラムで終始、客席を楽しませていた。
公演終了後、田川の着物を着て歌った感想を「寿美先輩に抱きしめられながら歌っているような気分でした。すごく可愛い柄で、とても気に入っているので、これから大事なときに着たいですね」と話していた。
(サンニュース)
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