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■歌謡ポップスチャンネルが和田アキ子のデビュー50周年記念スペシャル番組を来年1月に放送。宮本隆治、相田翔子とロケ収録を

WOWOWプラスが運営する「歌謡ポップスチャンネル」が、〝和製R&Bの女王〟のキャッチコピーでデビューして今年で50周年を迎えた歌手・和田アキ子(67)のスペシャル番組を来年1月に3日間にわたって放送することになり12月19日、東京都内3カ所で同特集番組のロケ収録が行われた。

和田アキ子(その1)

放送内容は、オリジナルの看板番組で、宮本隆治がMC、相田翔子がアシスタントを務める「宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星~演歌・歌謡曲情報バラエティ~」に「和田アキ子50周年スペシャル」と銘打ってゲストとして初出演し、宮本&相田と一緒に都内ロケを行うことになったもの。

 この日は、千代田区・永田町の「日枝神社」からロケをスタート。50年前、上京してきたとき、所属事務所・ホリプロが同神社の近くにあり、そのころの思い出話や10年前の40周年のとき、同神社の階段を使ってニューヨークのコンサートに向けての体力作りを行ったことなどについて話しながら参拝。

 その後、千代田区丸の内にある終日、朝食メニューを提供するデザートレストラン「サラベス東京店」に移動。ニューヨークに本店を構え、「ニューヨークの朝食の女王」と絶賛される朝食メニューから和田は「クラシックエッグベネディクト」を選び、その料理をインスタ撮影。50周年記念コンサートツアーからNHKホール公演、40周年の年に開催したニューヨーク公演、それに50周年記念ベストアルバム「THE LEGEND OF SOUL」(10月25日発売)について語った。

和田アキ子(その2)

 最後に港区西麻布にある日本最古のソウルバー「ジョージス」を訪れ、同店のジュークボックスでレイ・チャールズの歌を聴きながら自身の音楽ルーツ、プロ歌手になるきっかけ、デビュー曲「星空の孤独」や日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」の誕生秘話、来年1月24日に発売されるニューアルバムなどについて語った。

 そのロケの合間に取材会を行い、宮本は「ずっとこれまで出ていただきたいと思っていまして、それがようやく実現してうれしかったです」と笑顔を見せると、和田は「ニューヨークのアポロシアターでの40周年記念公演の映像も流していただけるそうなので、ぜひご覧になってください」とPR。

 宮本から「その40周年から10年がたち、50周年を迎えてどうですか?」と質問された和田は「私にとって周年というのは単なる通過点でして、声さえ出ていれば、真っ赤なマニキュアをしてブルースを歌うのが私の夢です」と答えると、その横から相田が「カッコいいですね」と感心していた。

 50周年を迎え、「これからもずっと歌っていきたい。一番大変だったこと、うれしかったこと? それは今です。私は誰かと競争したり、過去の自分と比較したりはせず、ただひたすら今を生きていますし、そういう自分でありたい。来年放送するこの番組をぜひご覧になって、『歌手・和田アキ子』を再認識していただきたいと思います」と話していた。

 今回収録した内容は、前・後編の2日にわたって2時間スペシャル番組として放送。前編は、来年1月8日午後6時から7時まで、後編は、同1月22日午後6時から7時までそれぞれオンエア。さらに1月29日午後7時から9時まで「『AKIKO WADA 50th ANNIVERSARY 「THE LEGEND OF SOUL」』と題して、現在ツアー中の東京公演、NHKホールでの模様をTV独占放送。「あの鐘を鳴らすのはあなた」「笑って許して」などの名曲をはじめ、洋楽のグラミー賞ナンバーを、ダンサーを従えて熱唱するなど、パワフルでソウルフルなステージの模様をオンエア。

(サンニュース)

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