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■冠二郎が歌手生活50周年記念カラオケ大会&コンサート。コンサートでは、愛妻・みなこさんが冠の顔の汗を拭き、客席に礼も

公開日: : ニュース

1967年に「命ひとつ」でデビューし、今年で歌手生活満50周年を迎え、同記念曲第3弾「ふたりの止まり木~歌手生活50周年記念バージョン~」(詞・三浦康照、曲・叶弦大)=日本コロムビアから3月22日発売=がロングヒット中の演歌歌手・冠二郎(73)が11月13日、東京・中野区のなかのZERO小ホールで歌手生活50周年記念カラオケ大会&コンサートを開いた。

冠二郎(その1)

この日は、同曲のヒットを記念して、平成21年の「流氷岬」以来、8年ぶりとなるカラオケ大会「冠二郎 歌手生活50周年記念曲『ふたりの止まり木』ヒット御礼カラオケ大会」を実施。合わせて50周年の集大成となる同記念コンサートの2本立てで開催されることになったもの。
 今回のカラオケ大会には、全国から2000通を超える応募があり、「ふたりの止まり木」と「酒場」の2曲を課題曲にして厳正なテープ審査を行った結果、各曲10人ずつ、合計20人が選ばれ、決勝大会に出場。

「ふたりの止まり木」「酒場」の両曲の作曲を手がけた叶弦大さん、所属レコード会社「日本コロムビア」の冠二郎担当ディレクター・本多秀さん、同じくコロムビアのディレクター・早田純さんの3人が審査員を務める中、出場者一人ひとりがそれぞれに日ごろから鍛えてきた歌唱力と個性を発揮しながら競い合った結果、「ふたりの止まり木」部門の優勝は、三重・いなべ市の伊藤裕之さん(51)、準優勝は、長野・長野市の松沢明彦さん(53)に決定。続く「酒場」部門の優勝は、神奈川・横浜市の佐藤かつよしさん(65)、準優勝は、千葉・浦安市の徳永秀也さん(65)が受賞。

冠二郎カラオケ入賞者

また、両部門合わせた20人の中から選ばれる「冠二郎賞」は、「酒場」を歌唱した神奈川・相模原市の望月絹子さん(58)に決まった。

冠は「皆さんお上手な方ばかりでしたが、『ふたりの止まり木』『酒場』という僕にとって大切な両曲を皆さんお一人おひとりが心を込めて歌ってくださって、歌手冥利に尽きます。感無量です」と感想を述べた。

冠二郎(その2)

「ふたりの止まり木」で優勝した伊藤裕之さんは「『ふたりの止まり木』は私のレパートリーに入っている大好きな曲ですが、その曲でこんな素晴らしい賞がいただけて興奮しています」、『酒場』で優勝した佐藤かつよしさんは「今日は気持ちよく歌えました。この曲は大好きな私の十八番なので、『今日はもらうぞー!』という気持ちで歌わせていただきました」と、それぞれに受賞の喜びを語った。

その後、デビュー50周年記念コンサートを開き、約350人のファンが詰めかける中、「50周年を迎えることができたのも皆さんのお陰です」とあいさつし、同記念曲第2弾「万里の嵐」をはじめ、過去のシングル曲から「都忘れの花のように」「まごころ」「ほろよい酔虎伝」「ムサシ」「バイキング」「炎」、1991年のNHK紅白初出場歌唱曲「酒場」、代表曲「旅の終りに」、最新シングル「ふたりの止まり木」など全15曲を熱唱した。

冠二郎(その3)

 その途中、冠の身の回りの手伝いで会場に来ていた愛妻・みなこさん(42)=昨年3月31日入籍=がステージに呼び出され、ちょっと照れながら冠の顔の汗を拭き、客席に向かって「今日はお集まりいただいてありがとうございます。いつも温かいご声援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と礼を述べた。

50周年を迎え、「50年は一つの通過点。これからも後世に残るような歌を歌っていきたい。31歳年下の嫁さんの力も必要なので、これから夫婦で力を合わせて頑張っていきたい」と話していた。

(サンニュース)

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