■舟木一夫が新橋演舞場12月公演のゲネプロ公開。尾上松也、里見浩太朗ら豪華キャストで12月2日から上演
今年で芸能生活55周年を迎え、1月の新橋演舞場でのコンサートからスタートした全国ツアーや5月の大阪・新歌舞伎座公演などで精力的に活動してきた舟木一夫(72)が、12月2日から同24日まで東京・銀座の新橋演舞場で「舟木一夫特別公演」を上演することになり11月30日、同所で公開ゲネプロを行った。
芝居とショーの2本立てで、第1部の芝居の演目は「通し狂言 忠臣蔵」(脚本・齋藤雅文、演出・金子良次)。「前編〈昼の部〉 花の巻」と「後編〈夜の部〉雪の巻」と、昼の部と夜の部でタイトルが異なり、「忠臣蔵」をいままでにない新しい着想で脚色。
大石内蔵助を舟木一夫、浅野内匠頭を尾上松也(32)、千坂兵部を里見浩太朗(80)がそれぞれ演じ、ほかに紺野美沙子、林与一、田村亮ら豪華キャストで上演する見どころ満載の舞台になっている。
また、第2部のショーは「シアターコンサート」と銘打ち、デビュー曲「高校三年生」から芸能生活55周年記念の最新シングル「みんな旅人」まで「舟木一夫が今、あなたにお届けしたい歌」を昼の部、夜の部、別構成で披露するスペシャルステージだ。
ゲネプロ公開前、平成26年の「舟木特別公演」で初共演して以来の出演となる花形歌舞伎俳優・尾上松也と、舟木とは3度目の共演となる時代劇の重鎮・里見浩太朗と3人で会見に臨んだ舟木は「『忠臣蔵』というのは、役者さんの顔ぶれがそろってくださらないと成立しない物語で、主人公は大石内蔵助とはいうものの、きら星のごとくまわりにエピソードを持ってくださっている役の方々がそろってくださるということで内蔵助が成り立つわけです。今回の出演者は100人ぐらいという大人数で、楽屋もすし詰めで、みんなで頑張りたいと思います」。
里見は「舟木さんの公演は3回目の参加になりますが、今回も『忠臣蔵』という素晴らしい作品で、千坂兵部というおいしい役をいただきました(笑)。舟木さんはこの20日間ほど稽古でくたくたになって、なお今日はくたくたの締め切りみたいなものですが、本当に素晴らしい大石内蔵助を見せてもらっています。お客さまはきっと満足してくださると思っています。乞うご期待です」。
尾上は「『忠臣蔵』は歌舞伎でも取り上げられ、日本人にとってはかけがえのない物語ですが、その中で浅野内匠頭というあこがれの役を務めさせていただけるので本当にうれしく思います。浅野の出番は少ないですが、その中でも話の軸になっていまして、大石内蔵助をはじめとする家臣の皆さまが敵討ちをしたいと思えるような浅野内匠頭が演じられたらいいなと思っています」と、それぞれに意気込みを語った。
また、12月12日に73歳のバースデーを迎える舟木は「70歳を過ぎたら一つや二つは変わらないです。里見先輩と較べたらずっと離れていますから(笑)」とジョークを飛ばすと、その横で里見は「(年の差は)ちょっとだけですよ(笑)」と、笑顔を見せていた。
(サンニュース)

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