■真木柚布子が演歌ミュージカル一人芝居「知覧のホタル」&歌謡ショーで熱演・熱唱
最新シングル「ホタルの恋」(発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・真木柚布子(59)が11月20日、東京・渋谷区の渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールで「2017年 真木柚布子特別公演」と銘打った演歌ミュージカル一人芝居&歌謡ショーを開いた。
演歌歌手としてのデビューは平成元年だが、芸能界は昭和50年にデビュー。高校時代は山口百恵と同級生で、山口主演の「エデンの海」で共演。昭和57年から2年間、「劇団四季研究所」に在籍。映画、テレビ、舞台にと数多くの作品に出演してきた。
オリジナル曲をモチーフにした「演歌ミュージカル一人芝居」と「歌謡ショー」を組み合わせた人気ステージで、2011年からスタートし、今回が第5弾。
今回の一人芝居は、8月23日に発売した新曲「ホタルの恋」を題材にした「知覧のホタル」(企画原案・脚本=中島年張、演出=久世龍之介)で、この日と翌21日昼夜2回の全3公演(3公演合わせて約1000人を動員)。
開演前、「戦時中、宮川三郎さんが特攻兵として出撃した翌日、富屋食堂に舞い込んできたホタルを見て、『宮川さんが帰ってきた!』と言ってみんなで肩を組んで『同期の桜』を歌ったという話をもとに作っていただいた、特攻兵と女学生とのはかない恋の物語です。ホタルになって帰ってくるというその話を少女の言葉に変えたフィクションとして新作を作っていただきました。これは単なる戦争の話ではなく、その裏側では家族や女性たちの悲しい物語があることを見ていただきたい。『戦争は悲劇しか生まない』ということを知っていただきたいですね」
「歌謡ショーでは踊ったり、語りもあるステージですが、真木柚布子の特別公演、全部を含めて『演歌ミュージカル』になるといいなと思っています。トータルで約3時間弱の公演ですが、最後まで皆さんに楽しんでいただけるように精いっぱいやらせていただきます」と意欲満々。
第1部の一人芝居は「知覧のホタル」の演目で、鹿児島弁を使って16歳の少女から87歳の老婆までを一人で演じ、8回もの衣装チェンジを交えながら少女と老婆を白熱の演技で約50分間にわたって熱演した。
続く第2部の歌謡ショーは、芸者姿の日舞から始まり、「宝船」をはじめ、「助六さん」「夜叉」「北の浜唄」「ふられ上手」「夜明けのチャチャチャ」「雨の思案橋」、それに新曲「ホタルの恋」、作曲家・樋口義高さんとのデュエット曲「砂の城」など全16曲を熱唱。衣装の早替わりでも楽しませながら最後まで満員のファンを魅了した。
(サンニュース)

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