■福田みのるが東京・赤坂で20周年記念曲&徳間ジャパン移籍第1弾「追憶はいつも雨」発売記念ライブ
新国劇・大山克己に師事し、舞台・映像俳優として10数年にわたって活動後、大学時代からの夢だった歌手に転向して今年7月で20年目を迎える演歌歌手・福田みのる(59)が、20周年記念曲で、徳間ジャパン移籍第1弾シングル「追憶(おもいで)はいつも雨」(詞・かず翼、曲・田尾将実)を5月10日に発売したのを記念して14日、東京・港区の赤坂シュビアで新曲発表ライブを開いた。
約100人の熱烈なファンが詰めかける中、「かず翼先生と田尾将実先生に素晴らしい新曲を作っていただきました。その新曲発売記念ライブにお越しくださり、ありがとうございます。最後までごゆっくりお楽しみください」とあいさつ。
新曲「追憶~」をはじめ、「つくしんぼ」「夜明けの二人」「団塊世代」「人生はカーニバル」「熊本城~ブラックシャトウ」「大分~Oita~」など全14曲を熱唱。
会場には、新曲を作詞したかず翼さんと作曲の田尾将実さんも駆けつけ、最初に水森かおりらを手がけている担当ディレクター・井上誠啓(せいひろ)さんが「お二人の先生に、不器用で寡黙な男をイメージして作っていただきました。この曲で新たなスタートを切るような気持ちで頑張っていただきたいですし、徳間ジャパンコミュニケーションズとしても全社を上げて売っていきたい」とあいさつ。
かずさんは「噂によると、この詞と同じような経験が過去にあったそうですが(笑)、ご本人のイメージと合っているなと思いますし、田尾先生が素晴らしい曲をつけてくださいましたので、いい楽曲になったと思います」、田尾さんは「『熊本城~ブラックシャトウ』(前々作シングル)で初めてお会いしたとき、すごい低音で、すてきな声だなと思いました。そして今回、徳間ジャパンの井上ディレクターから作曲依頼がありまして、僕も本名を『実(みのる)』と言いますし、親しみも感じながら作曲させていただきました。今日は、お客さんの前で初めて聴かせていただきましたが、『やった~!』と思いました」。
20周年を迎え、「あっという間の20年でしたね。元々、俳優をやっていまして、歌手になってからもう20年になるのかなと…。20年たっても変わらないこと? それは僕の歌に対する情熱です」。
新曲については「失恋の歌です。自分のわがままで離れていった女性を、雨が降ることで思い出すという歌ですが、それをドラマチックに歌っています。セールスポイントは、福田みのるが持っている低音部分です。いままで歌いたかった低音が生きている曲だと思います」とアピールしていた。
6月25日に出身地・熊本県熊本市の熊本レストバー☆スターライトでも新曲発売記念ライブを行うが、「熊本地震の復興支援を兼ねて歌わせていただきます。特に熊本のシンボル・熊本城を復興させるための募金がしたい」と話していた。
(サンニュース)
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