■市川由紀乃が金沢・主計町茶屋街で書にチャレンジ。演歌の「道」を歩んでいく覚悟、気持ちを込めて
新曲「はぐれ花」(詞・麻こよみ、曲・徳久広司)=キングレコードから3月22日発売=がオリコン演歌 歌謡曲ランキング初登場1位を獲得してヒット中の演歌歌手・市川由紀乃(41)が2日、石川・金沢市を訪れ、主計町茶屋街にある「町屋金沢 菊乃や」で書に挑戦した。
昨年は、デビューのときからの夢だった「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしたが、今年はさらなる飛躍の年を目指し、いまの思いを漢字一文字に託してみたいとして書道にチャレンジすることになったもの。
彼女が選んだ漢字は、極めてみたいと願う「演歌道」の「道」――。書道家・加藤華京さん(華凜会主宰)からレクチャーを受け、毛筆と墨を使って何枚も半紙を使いながら点画の練習をした後、「道」という一文字を市川らしいきりりとした筆文字で表現し切った。
加藤さんは「堂々としていて、立派な字ですね。市川さんがこれから行きたいと願っている『道』が見事に表現されていると思います。まだお若いし、迷いもあるんだなという気持ちは出ていますが、これだけ堂々と書かれる初心者の方はなかなかいません。ふつうは先生の手助けがほしいという方が多いのですが、市川さんはその手助けなしにご自分なりにしっかりと書かれ、自分でやらなければという気持ちがこの『道』という字にはすごく出ていて素晴らしいです」と絶賛。
小学校1年から6年まで書道教室に通っていたが、それ以来の久しぶりの書道体験に市川は「演歌の『道』を歩んでいくという自分の覚悟、気持ちを込めて書いてみました。いままで平坦な道ばかりではなかったのですが、その道を自分がいかに歩いて行くかということをデビューして24年間の中で教えてもらいましたので、これからはできるだけ緩やかな道を歩いて行きたいですね。でも、そんな緩やかな道ばかりだと自分自身の身にならないことがたくさんあると思いますので、あえて来た道を自分の中でまっすぐに歩いて行きたいという思いで書きました」。
自己採点すると、「少し高めで、70点ぐらいでしょうか」と笑顔を見せながら「最後の祓いの前までは自分の中で集中してできたのですが、そこでちょっとした迷いが出てしまいまして、先生の『突き進みなさい』というお言葉によってこのかすれが出たのではないでしょうか。自分がどっちの道に行ったらいいか迷ったとき、『あなたはこういくべきです』と言ってくださる方がいるからこそ道というのは歩いて行けるんだなと、この書で思いました。もし先生の『突き進みなさい』というお言葉がなかったら、たぶんこのかすれは出なかったと思います」。
これから新しいことにもいろいろ挑戦してみたいそうで、「これを機に、書もきちんと習っていきたいですし、俳句やお花にも挑戦してみたいですね。それは和の心、演歌の心にもつながりますので…。今日は、内面から自分を磨いていくといういい時間をいただきましたので、これからもそんな貴重な時間を作っていきたい」と話していた。
(サンニュース)

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