■走裕介が名門シェ松尾でクリスマスディナーショー。ロシア在住の注目のピアニスト・今泉響平と初コラボ
今年でデビュー8年目を迎え、10枚目のニュー・シングル「星屑の恋」(詞・石原信一、曲・蔦将包)=日本コロムビアから11月23日発売=がオリコン演歌・歌謡曲ランキングで初登場2位(12月5日付)と幸先のいいスタートを切った演歌歌手・走裕介(43)が10日、東京・渋谷区のフランス料理の名門レストラン「シェ松尾・青山サロン」でクリスマスディナーショーを開いた。
同店でのクリスマスディナーショーは昨年に続いて2回目で、前回はギタリスト・斉藤功がゲスト出演。今回は、ロシア在住のいま注目の若手ピアニスト・今泉響平(24)がゲスト出演。
限定120人のファンが詰めかける中、最初に新曲「星屑の恋」を歌ってから「今日は師走のお忙しい中、こんなにたくさん集まっていただきありがとうございます」とあいさつし、会場に駆けつけた作詞家・石原信一さんが登壇し、「走くんは船村徹先生の愛弟子でして、僕も大好きなシンガーですが、船村先生がいままでお書きになっていたようなものとは逆に違ったような歌にあえてチャレンジしていただけないかなと思ったのが、今回の『星屑の恋』です」と創作意図を明かした。
続いて「流氷の駅」「北国フェリー」「夢航路」などを歌った後、この日のために在住先のロシアから駆けつけたピアニスト・今泉響平を紹介。
「今日のためにわざわざロシアから駆けつけてくださいました。今泉さんとは共通の知人を通して知り合いましたが、私とはジャンルが違うので、最初はどうなのかなと思ったのですが、今泉さんのコンサートを見せていただいたところ、これまで何回か聴きに行ったクラシックのコンサートでは毎回、寝てしまっていたのですが、今回は全く寝ませんでした。それは、お互いの波長が合っているんじゃないかなと思って、こうしてコラボレーションさせていただくことになりました」
そんな経緯から今回、初めてコラボし、同店自慢の超豪華ピアノ(1898年製スタインウェイ・アートピアノ)を華麗に奏でる今泉のピアノで「私の夏は来ぬ」「サンタが街にやってくる」「I LOVE YOU」などを息もぴったりに歌い上げた。
後半は、「外郎売り」の台詞を一度もミスせずに披露した後、新曲のカップリングにも収録の師匠・船村徹さんの曲「母のいない故郷」、第8弾シングル「昭和縄のれん」、前作シングル「北の傷歌」など全15曲を熱唱し、最後まで客席を楽しませた。
歌い終わって、走は「初コラボもうまくいき、『外郎売り』のほうも止まることなくできたので、ほっとしています。今泉さんとのコラボはめちゃくちゃ楽しかったです」。今泉は「演歌歌手の方との共演は初めてなので最初は不安でしたけれど、ばっちりでした(笑)。クラシックの歌曲とは歌い方が変わりますし、合わせるタイミングとか、リズムがちょっとだけ変わるところもうまく合わせることができました。新しいことをやるのは楽しいですし、また機会があったら走さんとぜひコラボしてみたい」と話していた。
(サンニュース)
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