■山内惠介が全国5大都市コンサートツアーの最終日を東京・中野サンプラザホールで。 来年10月に東京国際フォーラム公演が決定
新曲「流転の波止場」(発売・ビクターエンタテインメント)が大ヒット中の演歌歌手・山内惠介(33)が29日、東京・中野区のサンプラザホールで「山内惠介コンサート2016~ひたむきに、あなたに届け “歌力”~」と銘打ったコンサートを開いた。
この日は、9月9日の大阪・NHKホールからスタートした全国5大都市(東京、名古屋、大阪、福岡、札幌)でのコンサートツアー=全国5カ所で全8公演=の最終日。チケットは全会場完売となり、総動員数は約1万7000人。中野サンプラザでは、前日28日と2日間開催。
約2200席の会場は、熱烈なファンで満席の中、「朝と昼が入れ替わるこの時間に皆さんとこのコンサートでご一緒できるのが楽しみでやってまいりました。中野サンプラザでのコンサートは2年ぶりでして、昨年は、15周年の記念の年にNHKホールに立たせていただきました。その15周年の年に山内惠介は、皆さんの応援のお陰で念願の紅白に初出場させていただきました。忘れられないステージになりました。たくさんの歌い手さんがいらっしゃいますので、何とか目立とうと思いまして、ひな壇に立つオープニングでは緑の衣装を着ました。今年は何を着ようかなと考えているんですけれど(笑)、それも皆さんの応援でかなえてみたいなと思っています。今日のコンサートのサブタイトルは『ひたむきに、あなたに届け “歌力”』ですが、僕は歌の力を信じていますので、最後まで全力で歌わせていただきます」とあいさつ。
前半は「恋する街角」をはじめ、「スポットライト」「霧情」、「秋を彩るメドレー」と題して、昭和の名曲のカバーから「心のこり」(細川たかし)、「秋桜」(山口百恵)、「さよなら」(オフコース)、「細雪」(五木ひろし)、「津軽のふるさと組曲(津軽のふるさと~リンゴ追分~津軽のふるさと)」(美空ひばり)、それに新曲「流転の波止場」などを披露。
後半は、三波春夫の十八番「俵星玄蕃」を歌ってから3人組お笑いグループ「カンカラ」と爆笑コントを熱演した後、「恋の手本」、「流転の波止場」の星盤カップリング曲「星あかりの夜」、「風蓮湖」「釧路空港」、アンコールで「こころ雪化粧」など全26曲を熱唱した。
その中で、来年10月6日に初の東京国際フォーラム・ホールA(5000人収容)でのコンサートを開くことが発表され、ファンをさらに喜ばせた。
歌い終わって、「どの会場もすごく盛り上がって、その土地、土地の反応があって面白かったです。来年は東京国際フォーラムでやらせていただくことになりましたが、それは夢でした。ファンの皆さんの応援のお陰で、浅草公会堂から始まって、サンプラザ、去年はNHKホール、次はと言ったときに国際フォーラムを目指せるのが何よりもうれしいです。とにかく上へ上へと目指したいですね。結婚? 40歳までには結婚したいなとは思っていますが、いまは一番大事な時期ですし、結婚よりも歌に恋しています(笑)。紅白? 全世界に向けて1年の終わりの年に歌えるという夢のステージでしたので、去年の紅白で歌い終わった瞬間、また来年も出たいなと思いました。2年連続というのは簡単な話ではありませんが、2年目のジンクスを打ち破れるか、打ち破れないかでまた山内惠介の歌の道が変わってくると思いますので、何とかそのジンクスを打ち破って、再びあのステージに立ちたいです」と話していた。
10月19日にライブカバーアルバム「惠音楽会」の演歌・歌謡編、ポップス・歌謡編の2作が同時発売。来年2月には、初の座長公演を大阪・新歌舞伎座で開催。
(サンニュース)
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