■市川由紀乃が東京・浅草公会堂でコンサート。カバー曲「難破船」なども披露。「心かさねて」が7万枚突破
最新曲「心かさねて」(キングレコードから4月20日発売)が5万枚を突破し、それに感謝を込めて9月7日に発売したシングル「心かさねて【秋の感謝盤】」が2万枚突破、併せて7万枚突破とロングヒット中の演歌歌手・市川由紀乃(40)が14日、東京・台東区の浅草公会堂でコンサートを開いた。
約1000席の会場のチケットは、発売早々にして完売。
オープニングから満員の客席から熱い声援が飛び交う中、「こんなに皆さまに熱く迎えていただいて、感激で胸がいっぱいです。昨年は、『命咲かせて』でたくさんの皆さまに熱い応援をいただき、いままでの歌い手人生の中で一番充実した1年を送らせていただくことができました。デビューから早いもので、今年で24年目を迎えさせていただきました。途中、4年半、大好きな歌の道をお休みしていた時間もありました。でもたくさんの皆さまのお力添えで、また30歳から再出発させていただいて、今年で節目の10年を迎えることができました。いまが一番と思える人生を、そしてこの歌の道を歩んでまいりたいと思います」とあいさつ。
前作のヒットシングル「命咲かせて」をはじめ、オリジナル曲から「海峡出船」「桟橋時雨」「一度でいいから」、昭和のヒット歌謡のカバー曲から中森明菜の「難破船」、ちあきなおみの「酒場川」、堀内孝雄の「美しき日々」、それに新曲「心かさねて」など全19曲を熱唱。
また、約25分間にわたる歌と一人芝居による「組曲 北の命火」、ゲストのギターデュオ「いちむじん」のギター演奏、彼らも参加しての女性ダンサーをバックに軽快に踊りながら歌う華やかなステージと、見どころも満載。
なかでも中森明菜のカバー曲「難破船」では「私が大好きな曲なので、ぜひ歌わせてほしいとお願いして今回のコンサートの曲目に入れていただきました」と笑顔を見せ、最後まで客席を存分に楽しませた。
最新曲「心かさねて」は、オリコン演歌週間ランキング初登場1位を獲得し、現在、7万枚突破と絶好調で、「1曲の歌をまたリニューアルして発売するというのは初めての試みですが、それだけ皆さんが発売後、この歌を愛してくださったお陰で『感謝盤』として出させていただきましたので、とても手ごたえを感じています」。
デビューして24年目を迎え、「歌はとても深いなと思います。特に演歌・歌謡曲は、自分の人生で得たものとか、経験したことが歌を通して皆さんにお届けできるジャンルだと思いますので、年齢(とし)を重ねていくごとにいろんな味わいがお伝えできるのかなと思いながら年齢を重ねていく楽しみと喜びをかみしめています」と意欲満々。
目標としている歌手は、大月みやこと坂本冬美で、年末のNHK紅白歌合戦初出場も目指す彼女は「目標や夢は大きければ大きいほど自分は努力を重ねていきますし、お二人は、たどり着けないからこそもっと努力しなければと思える先輩方なので、そのためにはいい人生を自分が送っていくことが、いい歌を歌える第一歩なのかなと思っています」と話していた。
(サンニュース)
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