■山本あきが新曲「たそがれ本線」発表ライブで全9曲熱唱。聖川湧、石原信一、杉紀彦の作家3氏も応援に
キングレコード創業75周年記念アーティストとして2006年6月21日に「哀しみ模様」でデビューして今年で11年目を迎えた演歌歌手・山本あき(40)が、同社から9月7日に13枚目のニュー・シングル「たそがれ本線」(詞・石原信一、曲・聖川湧)を発売したのを記念して11日、東京・上野のフォーク居酒屋「旅のつづき…」で新曲発表ライブを開いた。
約100人の熱烈なファンで満席の中、「今日はたくさんの方にお越しいただき、遠くは茨城県や仙台からもお越しいただきまして本当にありがとうございます。今度の新曲『たそがれ本線』は本当にいい歌です。ぜひ皆さんに応援していただきたく、よろしくお願いいたします」と笑顔であいさつ。
今回の新曲を作詞した石原信一さんと作曲の聖川湧さんが応援に駆けつけ、石原さんは「いままであきさんの歌には旅の歌がなかったので、この子に旅をさせたらどんな歌ができるんだろうかという妄想から生まれた作品です。全国で売れてほしいですね」。彼女の師匠でもある聖川さんは「山本あきは、これからもまだまだ頑張っていきます。われわれも縁の下の力持ちとして一生懸命サポートしてまいります。それ以上に皆さんのご支援を願えればと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつ。
新曲「たそがれ本線」をはじめ、同カップリング曲「寒すみれ」、前作シングル「大阪さみしがり」、ギターの弾き語りで「夢の中へ」「池上線」「どうぞこのまま」など全9曲を熱唱した。
また、彼女がレギュラー出演しているラジオ日本の人気長寿番組「杉紀彦のラジオ村」のパーソナリティーを務める作詞家・杉紀彦さんも応援に駆けつけ、「僕も(少年時代を)石川県で育った=生まれは東京=同郷人なので、彼女(石川県白山市出身)にはデビュー当時から親しみを感じています。僕らのような存在にとってもなかなか新鮮で、図太いという言い方をするならば厚かましいという言い方もできるし、厚かましいという言い方ができれば元気だという言い方にもなるんですね。こういう山本あきをよろしくお願いします」と激励の言葉を贈った。
途中、クイズ大会&じゃんけん大会も行い、最後までファンと一緒に大いに盛り上がった。
今度の新曲は「久しぶりに師匠の聖川湧先生に作曲していただきました。作詞は、3作目の『涙の河を越えて』を作っていただいたときに初めてお会いして以来、まるでお父さんのように気にかけてくださっている石原信一先生ですが、そんな大変お世話になっている先生方とペアを組ませていただき、最高にうれしい作品となりました。失恋をした女性が北へ北へとあなたを忘れる一人旅に出かけるという歌です。いままではどちらかというとインドアの作品が多かったのですが、石原先生がアイデアをくださって、ちょっと山本あきを旅に出そうじゃないかということで、初の旅情歌謡に挑戦させていただきました。この曲を大ヒットさせ、山本あきの代表曲にしたい」と話していた。
(サンニュース)
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