■山本あきが地元・石川県でデビュー10周年&新曲発売を記念してファンへの感謝を込めてディナーショー
キングレコード創業75周年記念アーティストとして2006年6月21日に「哀しみ模様」でデビューして10周年を迎えた山本あき(39)が27日、石川・金沢市の金沢東急ホテルで「山本あきディナーショー~デビュー10年 感謝をあなたへ~」と銘打ったディナーショーを開いた。
昨年は、初めての「NHK歌謡コンサート」出演や「日本作曲家協会音楽祭2015・奨励賞」受賞など充実した1年となったが、今年はさらなる飛躍を目指して、2月10日に発売した12枚目のニュー・シングル「大阪さみしがり」(詞・田久保真見、曲・徳久広司、発売・キングレコード)の大ヒットに意欲を燃やしている。
この日は、デビューから10年間にわたって応援してもらったファンの人たちへの感謝を込めて行った初の自主公演によるディナーショーで、地元はもちろん、遠くは宮城・仙台や熊本県、それに東京、関東から約300人の熱烈なファンが詰めかける中、「お陰さまで、今年でデビュー10周年を迎えることができました。これもひとえに本日お集まりの皆さまをはじめ、全国のファンの皆さま、またスタッフの皆さまのお陰と心から感謝しております。本日は限られたお時間ではございますが、一生懸命ステージを務めさせていただきますので、どうぞ最後までごゆっくりとお楽しみください」とあいさつ。
金沢を舞台にした「金沢わすれ雨」をはじめ、前作シングル「十六夜化粧」、1コーラスメドレーからデビュー曲「哀しみ模様」、カバー曲から八神純子の「みずいろの雨」、石川さゆりの「風の盆恋歌」、故・江利チエミさんの「テネシー・ワルツ」、現在好調の新曲「大阪さみしがり」、そしてファイナルは、アルバム「あきがたり」にも収録されている五木ひろしのカバー曲「ふるさと」などメドレーを含めて全9曲を熱唱。そのカバー曲コーナーでは、これまでの自分の人生を振り返っての一人語りを交えながら歌う初のステージにも挑戦し、客席を感動させた。
10周年を迎えて、「正直言って10年も歌ってこられるとは思ってもいませんでしたが、こうして10年を迎えられたのは、今日まで応援してくださったファンの皆さんやスタッフの方々のお陰だと心から感謝しています。デビュー10年はまだまだ通過点です。これからもより多くの皆さまに愛される歌手を目指して頑張りたいと思います」。
また、大阪を舞台に、好きな人と別れて傷つきながらも前向きに生きていこうとする女性の強い心情をうたった新曲「大阪さみしがり」については「これまでいろんな曲を歌ってきましたが、今度の新曲では、この10年を改めて振り返って原点に戻れたような気がしています。私の原点であるバンドをやっていたころ、流しをやっていたスタイル、そんなことに戻らせてもらえたような楽曲かなと思っています。私らしさをこの歌を通じて感じていただきたいですし、私も今年5月で40歳になりますので、この歌で、一人の大人の女性を表現していきたい」と話していた。
(サンニュース)
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