■水森かおりが新潟・阿賀野市の「水原まつり」でミニステージ。メモリアルコンサートでの特別企画も発表
デビュー21年目を迎え、新曲「越後水原」(発売・徳間ジャパンコミュニケーションズ)が大ヒット中の演歌歌手・水森かおり(42)が24日、同曲の舞台になっている新潟・阿賀野市のJA北蒲みなみ水原店前で行われた「第42回 水原まつり」でミニステージを披露した。
今年で42回目を迎える夏祭りで、24日と25日の2日間開催、1日目は、地元の伝統芸能である神楽と獅子の共舞をはじめ、民謡流し大会、ザ・灯籠来舞、2日目は瓢湖大花火大会(瓢湖湖畔)を実施。
その初日に「阿賀野市観光親善大使・第1号」の水森がゲスト出演し、約1500人の地元ファンや観光客らが詰めかける中、新曲「越後水原」をはじめ、「松島紀行」「大和路の恋」「島根恋旅」「鳥取砂丘」の全5曲を熱唱。
この日は、阿賀野市長・田中清善さんも花束を持って応援に駆けつけた。感激しながら水森は「今日は、水原の空の下で最高の気分で歌えました。NHK紅白歌合戦でこの『越後水原』を歌うことが応援してくださる地元の皆さんへの恩返しだと思っていますので、14回目の紅白を目指して頑張って歌っていきたい」と話していた。
また、デビュー記念日である9月25日に東京・中野サンプラザホールで毎年開催されるメモリアルコンサートの中で、水森が主演のショートムービー「ブーケのかおり」を上映することを発表。
水森は、このショートムービーで女優に初挑戦する。共演者にガレッジセールのゴリと国崎恵美を迎え、水森はブライダル会社で働くプランナーを演じる。
「最初、このお話をいただいたときは、私にできるのかしらと心配していましたが、いざ撮影が始まると楽しくて、終わってからはまたやってみたいなと思いました。主人公は、私と同じ『水森かおり』という名前で、自分の幸せよりも他人の幸せを願う女性、みんなの笑顔が見たくて働いている女性という私とリンクするような役でしたので、自然体で演じることができました。お相手のゴリさんとは初めて共演させていただきましたが、すごく優しい方で、撮影中もリードしてくださってとても楽しかったです。このショートムービーで、私の新しい一面も見ていただけたらうれしいですね」
歌の活動と並行して演劇、声優、女優と次々と新境地を切り開いている水森だが、「今回のショートムービーでは大変貴重な体験をさせていただきましたが、これからもいろんなことにチャレンジしていきたい」と意欲を燃やしていた。
7月6日に「水森かおり 越後水原~特別盤~」を発売。初のアニメのオープニングテーマ「ふるさとほっこり村」(テレビ東京系のアニメ番組「ふるさと再生 日本の昔ばなし」のオープニング曲)をカップリングに収録。
9月21日には、歌で旅する歌謡紀行シリーズ第15作のニュー・アルバム「歌謡紀行15~越後水原~」が発売。
(サンニュース)
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