■23歳の世界的ウクレレプレイヤー、名渡山遼が銀座山野楽器でライブ。ナ・ホク最優秀賞を受賞して大注目
〝ハワイのグラミー賞〟と言われている「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」の「ベスト・インターナショナル・アルバム賞」を受賞した世界的ウクレレプレイヤー・名渡山遼(なとやま・りょう、23)が、キングレコードから7月27日にメジャーデビュー・アルバム「Made in Japan, To the World.」を発売するのを記念して11日、東京・銀座の山野楽器本店Jam Spotでライブイベントを開いた。
昨年発売した第4弾アルバム「UKULELE SPLASH!」とクリスマスアルバム「UKULELE Merry Christmas!」の2作品が、「『ナ・ホク・ハノハノ・アワード2016』最優秀インターナショナル・アルバム部門」にダブルノミネートされ、今年5月28日にホノルルのハワイ・コンベンション・センターで開催された授賞式で「UKULELE SPLASH!」が最優秀賞を受賞。ウクレレ界の新世代トッププレイヤーとしていま世界中から大きな注目を集めている。
この日は、アワード凱旋帰国後初となるライブで、立ち見を含めて約120人にのファンで満席の中、「今日のライブは、ウクレレの新たな可能性やウクレレの楽しさを皆さんと共有できる場にしたい」と張り切りながらメジャー・デビューアルバムから「Angel」「Life Is Beautiful」、それに「Way To Go!!」など全10曲を演奏した。
ウクレレは、小学六年生のとき、家族で行ったハワイ旅行で父親が土産としてウクレレを購入。それを初めて手にしたときからその音色にすっかり魅せられ、独学でマスターし、同賞を受賞するまでになった。
ウクレレは「音色がきれいで、その音を聴いているだけで心が温かくなる」のが一番の魅力だそうで、「小さい楽器なので、どこにでも持ち運べるし、ポテンシャルも高く、どんな曲も演奏できる。この素晴らしい楽器を世界中にもっともっと広めていきたい」と意欲を燃やしていた。
また、自分で演奏するウクレレはすべて自作で、中学1年生のときから製作を開始。これまでに10本を手がけた。今回のライブで演奏したのは9作目で、「超絶やポップな演奏をするのに適した楽器」として手放せない愛器となっている。
メジャーデビュー・アルバムは、ゲストにDEPAPEPEの三浦拓也、サーフ系ユニット、BLUE VINTAGEのギター・Taiga、バイオリニストの竜馬など豪華メンバーが参加。美メロをウクレレでポップスに昇華させたナンバーをはじめ、サーフミュージック、ハワイアン、ロック、クラシックなど様々なスタイルをウクレレで表現した全15曲を収録。
松田聖子の「赤いスイートピー」など3曲のカバー曲以外はすべて自作曲&編曲で、「メロディーを重視して作ったアルバムでして、その中にウクレレの超絶とか、コラボレーションの曲が入っていたりとか、いろいろチャレンジしましたので、一人でも多くの方に聴いていただきたい」と話していた。
(サンニュース)

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