■永井裕子が20周年の2020年に向けて第1弾ライフワークコンサート。サプライズで角川博が応援に
新曲「音信川(おとずれがわ)」(詞・仁井谷俊也、曲・四方章人、発売・キングレコード)が好調の演歌歌手・永井裕子(35)が8日、東京・千代田区の日本教育会館一ツ橋ホールで「夢道 Road to 2020」と銘打ったコンサートを開いた。
2000年6月21日に「愛のさくら記念日」でデビューし、昨年は15周年の集大成コンサートを東京・浅草公会堂で開催。今回の公演は、2020年に向けてのライフワークコンサート第1弾で、「昨年は、充実した15周年を過ごさせていただきましたので、これから20周年を迎える2020年に向けて新たなる目標である『ライフワークコンサート』として、毎年、コンサートを開きながら1年ずつ成長していく『歌手・永井裕子』の姿を皆さまに見ていただきたいなと思っています」と大張り切り。
800席の会場は、デビュー当時からの熱烈なファンらで満席となり、オープニングから熱い声援が飛び交う中、「今日は本当にたくさんのお客さまにお越しいただきまして、ありがとうございます。2020年がちょうど私の29周年の年です。20周年までのカウントダウンが始まりましたので、これから毎年コンサートを開き、2020年には盛大なコンサートができるよう日々頑張ってまいりますので、永井裕子のことを見守っていてください」とあいさつ。
新曲「音信川」をはじめ、「郡上八幡おんな町」「菜の花情歌」「望郷岬」、彼女が子どものころによく聴いていたという男性歌手の昭和のヒット曲から石原裕次郎の「北の旅人」、北島三郎の「漁歌」、山本譲二の「みちのくひとり旅」、寺尾聰の「ルビーの指環」、それに前作シングル「雪國ひとり」、デビュー曲「愛のさくら記念日」など、アンコールを含めて全24曲を熱唱した。
ステージ上に飾り付けられたバルーンアートは、デビューのときから可愛がってもらっているという同じレコード会社の先輩歌手・角川博(62)の妻で事務所社長・角川さおりさんが制作したそうで、「角川博さんは、歌手として尊敬し、人として大好きな先輩です」と紹介して角川のヒット曲「女のきもち」を歌っていると、そこに突然、角川が現れ、予期せぬサプライズに涙を流しながら大感激。
さらに歌(新曲「かなしい女」)まで披露した角川は「永井裕子は、皆さまに支えていただいて16年になります。ありがとうございます。裕子ちゃんは、可愛くて、性格がいい子です。裕子ちゃんのような後輩がどんどん出て来て、演歌・歌謡界をもり立ててもらいたいです」と話していた。
カバー曲コーナーでは、珍しいパンツスーツ姿も披露。バラエティーに富んだ楽曲と着物姿、純白のドレス姿などのコスチュームと、見ても聴いても楽しめるステージで最後までファンを魅了した。
(サンニュース)

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