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■キングレコードから4月6日にニュー・シングル「泣いて大阪」(詞・下地亜記子、曲・弦哲也)を発売した演歌歌手・北川裕二(62)が19日、東京・江東区のティアラこうとう小ホールで新曲発表ライブを開いた。

公開日: : ニュース ,

由紀さおり(67)、安田祥子(74)の姉妹歌手が21日、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで「由紀さおり・安田祥子ファミリーコンサート 30周年記念~両手いっぱいの歌~」と銘打った30周年記念コンサートを開いた。

由紀&安田(その1)

この日と翌22日の両日、同会場で行うが、初日の開演前、由紀は「このファミリーコンサートのスタートが有楽町朝日ホールで、ここで10年間やったんですけれど、久しぶりに来てみて、楽屋が懐かしかったですね」、安田は「全然変わっていませんでした。でも、10年、ここでやったんだなという思いがありましたし、また戻ってこられて、不思議な思いと幸せな思いでいっぱいです」と懐かしそうに語った。

 同公演開始から30周年を迎えて、由紀は「その間にオリンピックが7回あり、総理大臣が8人替わって、私たちは400曲以上の楽曲をレコーディングしてきましたので、万感胸に迫る気持ちがあります」、安田は「こういう歌(童謡・唱歌)をいま、あまり耳にしなくなってしまったことが残念ですが、これからも歌っていただける方が出てきてくださったらいいなと思います」。

由紀&安田(その2)

 30年を振り返って、「30年も歌ってこられるとは思ってもいませんでした。最初はアルバムを作って、そのキャンペーンのためにこのコンサートを始めたのがきっかけでして、10年続けられたらカーネギーホールで歌おうねといって、10年目にカーネギーホールでやったらそれがやみつきになり、ここまできました(笑)。でも、いつもフレッシュな気持ちで歌を歌い、お客さまの前に立つことを姉も私も心がけています」、安田は「毎回違う感じのホールで、違うお客さまの前でたくさんの歌を歌わせていただいてきていますし、また違う雰囲気でここに戻ってこられていますので、いつも新鮮な思いで歌えているのが今日まで続けてくることができた要因だと思います」と話していた。

 この日は、約800人のファンが詰めかけ満席の中、「みかんの花咲く丘」をはじめ、「早春賦」「おぼろ月夜」「ぞうさん」「花嫁人形」「涙くんさよなら」「エンピツが一本」「あの素晴らしい愛をもう一度」「大きな古時計」「トルコ行進曲」「赤とんぼ」、それに「歌とピアノで綴る〝ゆりかごのロンド〟」コーナーで「ゆりかごのうた」「宵待草」「世界は二人のために」など、メドレーを含めて全25曲を熱唱した。

由紀&安田(その3)

 1985年に童謡・唱歌のアルバム「あの時、この歌」=「第28回日本レコード大賞企画賞」受賞=を発売し、翌86年3月から姉妹の童謡コンサートを有楽町朝日ホールからスタート。それが今年で30周年を迎えたのを記念して今回のコンサートツアーを開催することになり、来年3月末までを予定(会場、日程は順次決定予定)。

4月6日にユニバーサルミュージックから2枚組のニュー・アルバム「両手いっぱいの歌~Anniversary 30th~」=DISC1は、安田シスターズの代表作24曲を新録音(内5曲は初レコーディング)。DISC2は、童謡コンサートスタート前に行ったライブ音源で、関係者数百人しか入手できなかった幻のプライベート盤(前田憲男が編曲・ピアノで参加)を初CD化=を発売。

(サンニュース)

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