■「長良グループ 演歌まつり2016」で山川、田川、水森、氷川ら全9アーティストが競演。「客席ラウンド」では客席が大喜び
大手プロダクション「長良グループ」が主催する恒例の演歌ビッグイベント「長良グループ 演歌まつり2016」が21日昼2回、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで開かれ、同グループに所属の山川豊(57)、田川寿美(40)、水森かおり(42)、氷川きよし(38)、藤野とし惠(69)、椎名佐千子(33)、市川由紀乃(40)、岩佐美咲【AKB48】(21)、はやぶさ=ヒカル(28)、ヤマト(22)、ショウヤ(22)=の全9アーティストが競演コンサートを行った。
今回は、出演者も増え、2月11日に名古屋・愛知県芸術劇場、同13日に大阪・フェスティバルホール、それにこの日の全国3カ所で開催。各会場で2公演ずつ、合わせて全6公演で、2万400人を動員。
5000席の会場は、それぞれのアーティストの熱烈なファンたちで満席の中、出演者全員で「365歩のマーチ」を歌ってオープニングの幕を開けた後、はやぶさのヤマトは「3人、精いっぱい歌わせていただきます」、岩佐は「今日は、皆さんと一緒に大いに楽しんでいきたいと思います」、市川は「とっても幸せです。最後までどうぞよろしくお願いいたします」、椎名は「すごいお客さまで感激しています。一生懸命歌わせていただきます」、氷川は「今日はよろしくお願いいたします」、水森は「今日も一生懸命頑張ります」、田川は「今日はこんなにたくさんの方にお越しいただいて、一生懸命歌いたいと思います」、藤野は「今日も皆さんと一緒にこうして舞台に立たせていただきますこと本当に幸せに思います」、山川は「本日は、本当にたくさんの方にお越しいただきました。関係者に聞きましたら、早い方は朝3時から並んでいただいたそうで…。どうぞ最後までごゆっくりとお楽しみいただきたいと思います」とあいさつ。
新曲コーナーで、氷川が「みれん心」、水森が「越後水原(すいばら)」(3月16日発売)=初披露=、田川が「倖せさがし」、山川が「再愛」(3月16日発売)、椎名が「哀愁…日本海」、市川が「命咲かせて」、藤野が「女の海流」、はやぶさが「エボレボ!」を披露。
名曲コーナーで、山川が「流転」、田川が「未練の波止場」、水森が「舟唄」、氷川が「赤城の子守唄」、藤野が「ある女の詩」、椎名が「別れの一本杉」、市川が「大阪しぐれ」、岩佐が「氷雨」、はやぶさが「お吉物語」をカバー。
デュエットコーナーもあり、山川と田川が「今夜は離さない」、水森と氷川が「昭和枯れすすき」を息もぴったりに歌い、特に「昭和~」では、水森の涙声を交えながらの熱演、熱唱ぶりに客席から笑いが沸き起こった。
今回の演歌まつりの目玉でもある「客席ラウンド」では、出演者一人ひとりが客席のあちこちに散らばって「東京五輪音頭」「お富さん」「チャンチキおけさ」などを歌いながらファンたちにもみくちゃにされた。
そしてファイナルは、「きよしのズンドコ節」を全員で歌って全31曲のプログラムで最後まで会場中がお祭りムード一色となった。
歌い終わって山川は「朝早くからお越しいただいて、歌を聴いていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです」、田川は「(ファンの)皆さんとの一体感がうれしくて、パワーをいただいて感動しました」、水森は「今年は(出演者の)人数も増えまして、いつもと違ったいい化学反応が生まれて、最高の演歌まつりになったじゃないかなと思います」、氷川は「今日はいろんなことをやらせていただいて、本当に楽しくステージを務めさせていただきました。また、お客さまの席のほうにも行かせていただいて、すごく楽しくて、これからもずっと参加させていただきたい」などと話していた。
(サンニュース)
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