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藤原浩が新曲「越前つばき」発表会。初めての艶歌に挑戦。作詞の仁井谷俊也さんと作曲の徳久広司さんも応援に

公開日: : 最終更新日:2015/12/16 ニュース

デビュー22年目を迎えた演歌歌手・藤原浩(55)が、キングレコードから11月25日にニュー・シングル「越前つばき」(作詞・仁井谷俊也、作曲・徳久広司、編曲・前田俊明)を発売したのを記念して10日、東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館・けやきホールで新曲発表会を開いた。

藤原-浩(その1)

同曲は、オリコン演歌チャート(12月7日付)で初登場2位と好スタートを切り、「今回の新曲は、シングルのA面曲としては初めて地名のタイトルが付いた作品でして、福井県を舞台にした王道演歌です。初めてしっとりした女心の艶歌(つやうた)に挑戦させていただきました。福井県にはよく行きますが、皆さん、温かい方ばかりで、歌がお好きな方も多くて、もう何年も前から福井の歌を歌いなと思っていました。またカップリング曲『北の酒場町』は、笑顔で歌える軽快で楽しい曲です。『越前つばき』はカラオケファンの皆さんにも大変評判がよくて、キャンペーンやインストアイベントなどでこの曲を歌わせていただくと、たくさんの中高年男性の方々が前の席に座って熱心に聴いてくださり、CDも買っていってくださっています」。

藤原-浩(その2)

 会場には約260人の熱烈なファンが詰めかけ超満員の中、修行時代、故恩師・遠藤実さん(2008年12月6日他界)との厳しいレッスン風景のVTR、15周年リサイタル=東京・杉並公会堂で2008年10月6日開催=に駆けつけた遠藤さんがあいさつするVTR(これが恩師との最後の別れとなった)、最近のレコーディングやキャンペーン風景の写真などがスクリーンで紹介されてからオープニングの幕を開け、「ここは、(内弟子時代に)遠藤実先生の車を運転してよく来たところです」と恩師が元気だったころを思い出しながら同氏が作曲したデビュー曲「真情」をはじめ、新曲「越前つばき」、過去のシングル作品から「ふたりの始発駅」「あなたが終着駅」「みちづれの花」「こぼれ酒」、前作シングル「骨まで凍える女です」、新曲のカップリング曲「北の酒場町」、それにアンコールで再度、新曲など全14曲を熱唱した。

藤原-浩(その3)

 途中、新曲を作詞した仁井谷俊也さん、作曲の徳久広司さん、担当ディレクター・中田信也さんがステージに上がり、仁井谷さんは「僕はメールとか電話はほとんどしないんですが、彼(藤原)からは『今日、受けておりました』といったメールがよく入ってきます。実際、すごく好調のようですので、これからも応援よろしくお願いします」。

藤原-浩(その4)

 徳久さんは「今回は藤原くんに純演歌を作りたいということで、この作品(詞)を見たとき、ディレクターと打ち合わせをしている間にだいたいのメロディー・ラインが出来上がりました」。
中田さんは「藤原の顔が全然変わってきていて、『今回の新曲の反応はめちゃくちゃいいんです』というメールや電話をよくくれるんです」と好状況ぶりをアピールしていた。

 また、作曲の徳久さんによる新曲のレッスンコーナー(客席から男女4人が登壇)もあり、最後まで満員の客席を楽しませ、「2016年は、健康でいい歌を歌いたいですね。そして、この新曲を大ヒットさせ、自分の代表曲にしたい」と話していた。

(サンニュース)

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