山川豊が新曲「螢子」第1回カラオケ王座決定戦で岩手県の谷藤将裕さんが優勝。全国から3000通の応募が
今年でデビュー34年目を迎え、3月25日発売の通算34枚目の最新シングル「螢子(けいこ)」(詩・高田ひろお、曲・弦哲也、発売・ユニバーサルミュージック)が3万5000枚を突破してロングヒット中の演歌歌手・山川豊(57)が6日、東京・銀座のカラオケ館銀座総本店イベントスペースで「山川豊『螢子』大ヒット御礼 ♪みんなで歌おう 第1回カラオケ王決定戦」と銘打ったカラオケ大会を開いた。
同曲は、販売枚数もさることながら「動画サイト」でも人気を博し、発売1カ月で関連動画の再生数が25万回を超え、11月末現在、累計80万回を超える再生数を記録。そんな人気曲を課題曲にした大会に、全国から3000通を超える応募があり、その中から一次審査を通過した全17人がこの日のカラオケ王決定戦に出場。
審査の間には、山川がミニコンサートを行い、大ヒット曲「アメリカ橋」をはじめ、デビュー曲「函館本線」、過去のカップリング曲からファンの間で評判の高い「雨物語」、それに新曲「螢子」の全4曲を熱唱した。
その中で、今年を振り返って「山川豊が選ぶ『今年の漢字』『山川豊10大ニュース2015』」も発表。
その十大ニュースは、「シングル『螢子』スマッシュヒットを記録!!」「第48回日本作詩大賞 日本作詩家協会創立50周年記念賞受賞!」「明治座1か月公演大成功!!」「『雨男』返上」「伊勢志摩サミット開催決定!!」「男、鳥羽一郎を再認識」「ジムで指導しているOLまさかのボクサーデビュー!」「南海キャンディーズ『しずちゃん』ボクシング引退」「寝台特急『北斗星』運行終了」「約15年ぶりに飛行機に乗る。しかも3度!」。
さらに、今年1年を漢字一字で表す言葉を「会」と自筆して披露。その理由を「いろんな人との出会いがあり、『螢子』という素晴らしい曲と出会えた年だった」ためと説明。
最後に審査発表が行われ、今回の審査員を務めた観客100人の投票によって、優勝は岩手県盛岡市在住の谷藤将裕さん(56)=自営業=、準優勝は神奈川県川崎市在住の佐々木均さん(61)=飲食業=に決定。
優勝した谷藤さんは「毎日、練習しました。優勝するとは思ってもいなかったので、驚き過ぎて言葉になりません」と感激もひとしおだった。
山川は「皆さん、それぞれにご自分の個性で歌っていたのがよかったなと思います。特に優勝された谷藤さんは、ストレートな歌い方で、自然のままで歌ってくださり、その自然の思いが会場の皆さんにも伝わったと思います」。
また、今年1年を振り返って「忙しい1年でしたが、充実したとてもいい年でした。日本作詩大賞の特別賞は、ずっと応援してくださっている皆さんに少しは恩返しができたかなと思います。来年はデビュー35周年ですが、たとえば地方の公民館に座布団を持ってきて聴いていただくような、あまり飾らないコンサートもやっていきたいですね。35周年は、今年以上に充実した年にしたい」と意欲を燃やした。
(サンニュース)
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